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ベトナム:フェイスマスク生産に商機

繊維・アパレルを含むほとんどの経済産業は、新型コロナウイルスの流行により大きな打撃を受けている。中国で新型コロナウイルス流行が勃発すると、ベトナムの繊維・アパレル企業は中国からの衣料品原料の供給の中断に直面した。

3月末から4月上旬にかけて、原料供給は徐々に再開したが、新型コロナウイルスが欧米を襲った時期でもあり、ベトナムの繊維・アパレル製品市場の購買需要が減少した。

このような状況の中で、フェイスマスクの生産は、ベトナムの繊維・アパレル企業の経営維持と労働者の雇用・収入を確保するための解決策となり、新型コロナウイルスの影響を緩和することができる。

さらに、フェイスマスクの生産には多くの投資を必要としない。基本的には、既存の設備と労働者がいるすべての織物工場で、マスクを大量に生産することができる。

商工省によると、同省に報告した国内の生産者50社だけでも、1日当たり800万枚、1ヶ月で約2億枚のマスク生産能力を持っているという。

これまで国内企業は、抗菌性のある生地や化学物質などの輸入素材に頼らなければならなかったが、抗菌性のあるマスクを生産できるようになった。このため、ベトナム企業のフェイスマスク生産能力は、1日800万枚/月、2億枚/月となっている。したがって、ベトナム企業のフェイスマスク生産能力は巨大であり、国内需要をはるかに上回っている。

海外市場でのフェイスマスク需要が急速に増加しているが、国内生産者はそのチャンスを掴む時期に来ている。それでも、国内需要を満たすことを優先しなければならないが、輸出を後押しする機会を得ることも必要であった。

商工省は、ベトナム企業のフェイスマスク生産の発展を支援するために、布マスク生産者と流通代理店、商業センター、スーパーなどを結びつけ、国内消費の活性化に努めてきた。

現在、ベトナム企業のフェイスマスク生産能力が国内需要を上回るほどに拡大しているため、同省は海外のベトナム貿易事務所に、これらの製品をホスト国に輸出するためのビジネスパートナーを探すよう指示している。

ベトナムは世界の布製フェイスマスク工場になるために十分な能力を持っているが、長期または大規模な投資としてフェイスマスク生産に投資する際には、さらなる慎重な検討が必要である。

第一に、フェイスマスクは新型コロナウイルス発生時には必需品として台頭したが、パンデミックが終われば需要が減少する可能性がある。このように、安定性の低い季節商品である。第二に、フェイスマスク生産者は輸入市場の品質と安全性の要求を満たすように注意を払い、輸出を拡大するために証明書を取得しなければならない。

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最終更新:2020年04月16日

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