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ベトナム:環境汚染工場、当局への土地の放棄に消極的

ベトナム首都ハノイの当局は、公立学校、駐車場、公共施設のためのスペースを確保するために、117の環境汚染を引き起こしている工場を市内中心部から移動させることを計画した。

ただし、同プロジェクト開始から2年が経過したが、移転した工場はそのうちの7工場のみである。

ハノイ市の建設局によると、市は社会福祉に役立つ学校やその他施設を建設するために土地を緊急に必要としているという。

2020年までに、市は728の学校を建設するために1700万平方メートル以上の土地を必要とし、2030年までに1060の新しい学校の建設を目標としている。

環境汚染を引き起こしている工場の移転が遅延し続けている限り、これらの目標がいつ達成されるかは明らかではない。

企業は、工場移転に対する土地補償の支払いの遅れを非難し、工場が郊外または別の地域に移転する場合、熟練労働者を採用することは難しいと述べた。



巨大公害企業

工場が都心部に長く残り続けるほど、より多くの住民が苦しむことになる。

Hai Ba Trung区のVĩnh Tuy地区にあるĐồng Xuân Knitting一人有限会社に属する工場付近在住者は、ベトナム通信社に、真夜中に工場から黒と白と煙が上がり、一部の住人は息切れを感じると伝えた 。

「住民は公害を当局に報告しているのですが、工場は移転されず、同社はすでに隣接地域のHưng Yên省のKhoái Châu地区に新しい工場を開設しています」と住民は言う。

Thanh XuânThượng Đình地区のNguyễn Trãi通りは、汚染工場のホットスポットである。Sao Vàng Rubber CompanyThăng Long Tobacco Companyのような大企業の工場がある。

周辺住民は、彼らが日々呼吸しているる空気はタバコと石鹸の匂いで充満していると述べた。

ハノイの繊維、機械、エンジニアリング工場の周辺住民は、騒音やほこりだけでなく、汚染による長期的な健康被害の影響にさらされている。

8月下旬に市内で最も深刻な工場事故の1つが発生したため、彼らは長く待つ必要は無かった。

Rạng Đông株式会社の電球倉庫で発生した大規模火災は、蛍光灯に使用される有毒金属である水銀への暴露に対する世間の懸念を提起した。

市の計画局によると、移転した7つの工場は11の区に250ヘクタールを超える土地を残した。

いくつかの公共施設がすでに土地に建設されている。

Hai Ba Trung区にあるLê Ngọc Hân中等学校は、かつてハノイ アルコール工場があった場所にある。Ngô Thì Nhậm小学校は、Đng Xuân Knitting Companyが残した土地に建設された。

しかし、ハノイの新しい学校やそのような公共施設の数はまだ少ない。



過剰な高層ビル

移転した工場が残した土地は、オフィス、アパートメントの高層ビルに引き渡され、都市部の土地に圧力をかけた。

Lê Văn Lương通りの周辺には、現在70棟の建物があり、何十万人もの人々が働き生活している。

専門家によると、汚染工場の移転は緊急を要したが、これらのいわゆる”黄金の土地区画”での土地利用目的の切り替えは、学校や公園などコミュニティに役立つ施設が建設されるよう透明性が必要である。

ハノイ建設家協会の建築家Trần Huy Ánh氏は、工場移転は真剣に検討する必要があると述べた。

「汚染工場を撤去し、それらをアパートメントに置き換えて、都市のインフラに圧力をかけると、別の災害になります」と彼はベトナム通信社に語った。

ベトナムの都市開発計画協会の会長であるTrần Ngọc Chính氏は、同市の天然資源環境局と関連機関が移転計画を実施しなければならないと述べた。そして、その見返りに企業は地方自治体と彼らの困難に関して議論が出来る。

別の専門家は匿名でベトナム通信社に、すでに補償を受けた企業を強制的に移転させるには法的枠組みを強化する必要があると語った。既に新施設を所有している企業の場合、市の当局は彼らに移転を指示する必要がある。さもなければ、強制的に土地を引き渡すように動く必要がある、と述べた。



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最終更新:2019年11月26日

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