インドシナニュース

ベトナム:多くの地元ファッションブランドが忘れ去られる(後)

(前編より)

 

ベトナムファッションはどうなるのか

Vascaraの買収に先立ち、日本のファッション小売業者Stripe Internationalは、女性向けファッションブランドNEMを保有するNEM Fashion Companyの株式を2年前に取得している。昨年末には、2011年に設立されたオフィスファッションブランドElise FashionStripeを投資家として受け入れた。

一方、NinomaxxN&MBlue ExchangePT 2000Viet ThyHa GattiniSẽnoritaといったかつて人気のあったファッションチェーンは、店舗数が激減し、ビジネスのやり方を変えてなんとか生き残っているようだ。

現在、IVY ModaCanifaHnossなど、市場にかなり多くの店舗を持つベトナムブランドはまだある。残りは若いデザイナーが所有する一連の小さなブランドだ。このように市場は非常に細分化されており、消費者が容易に認識できる大きなブランドがないと言われている。1億以上の人口、莫大な購買力、そして年間20%以上の成長率が見込まれる非常に潜在的な市場にとって、これはかなり厳しい現実である。

しかしCo Hue Anh氏によると、このような市場状況は、業界のプレーヤーが市場シェアを獲得する競争機会を開くものだという。問題の核心は、顧客を理解し、技術の適用方法を知ることである。「ここでいう技術とは、顧客の購買行動やトレンドを分析し、適切な商品企画を立案することです。それに、いつ購買行動を後押しするかを知ることも不可欠です」とHue Anh氏は述べた。

また彼女は、ファッションチェーン各社は、バッグや靴と同じように、それぞれ独自の「エコシステム」を持たなければならないと付け加えた。これは、顧客を引き付け、運用コスト(施設・職員)の問題を解決するための効果的な方法である。JunoHnossEva de Evaを傘下に持つSeedcomNEMVascaraの両方を保有したStripe Internationalなど、投資家がさまざまなファッションブランドを獲得する理由はここにある。

Thanh氏によると、熾烈な競争が続く現在では、ファッションブランドはキャッシュフローを確保するため在庫に特に注意を払いながら、効率的にコストを管理しなければならないという。大量生産時代は終わりを告げ、代わりに、個別のデザインの詳細(サイズ、色)を設計し、絶えず新しいコレクションを立ち上げるべきとのこと。

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最終更新:2019年10月31日

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