インドシナニュース

ベトナム:Eコマース市場が東南アジア第3位に浮上か

ベトナムが2025年までに東南アジア第3位のEコマース市場となる可能性がある。この情報は、814日にハノイで開催されたベトナム・オンライン・マーケティング・フォーラムで発表された。実現すれば、インドネシアの1000億米ドル、タイの430億米ドルに続く形となる。

ベトナム電子商取引協会が作成したE-Business Index 2019 レポートによると、2018年のベトナムのEコマース市場規模は90億米ドルであり、20152018年の年平均成長率(CAGR)は25%2025年には330億米ドルに達すると予測されている。2012年から作成されているこのレポートによると、Eコマース取引のほとんどは、ハノイとホーチミンの二大都市と、近隣のバクニン、ビンフック、ドンナイ、ビンズンなどの省、およびハイフォン、ダナン、カントーなどの市で行われているという。

ベトナム電子商取引協会のNguyen Thanh Hung会長によると、それ以外のほとんどの省ではオンラインビジネスの活動が弱く、2つの主要都市に比べて遅れをとるリスクがあるという。ハノイとホーチミンはEコマース取引の70%を占めた。レポートによると、他の地域、特に地方や遠隔地におけるEコマースの規模は非常に小さいという。

一方、人口の約70%が農村地域に住んでいる。地方では大きな消費が見込まれ、オンライン販売に適した様々な商品を供給している。

Hung氏は、地域間のデジタルデバイドを縮小することが必要であり、特に農村地域のオンライン販売を支援することが、Eコマースの機会を現実のものにするための同調的な政策・施策を介し、Eコマースを発展させるために必要であると述べた。地方の消費者がオンライン・ショッピングから利益を得られるよう支援することに加え、重要な要素は、地方の中小企業・家庭がオンラインで商品を販売したりサービスを提供したりするのを支援することだと、彼は述べる。

Nielsen and Demand Instituteの報告書によると、現在のデジタル経済においては、中産階級の所得水準だけでは、世界経済に影響を与えるであろう潜在的な消費者を特定するのに十分ではないという。

Sapo Technology JSCCEOであるTran Trong Tuyen氏によると、ソーシャルネットワークが消費者を互いに、また販売者と結びつける上で重要な役割を果たしており、マーケティング、顧客関係、人材、研究開発(R&D)に大きな影響を与えているという。

ベトナムでは、ソーシャルネットワークは販売者、製品とサービス、広告、製品マーケティング、顧客サービスに関する情報提供活動をサポートしている。多くの個人・家庭がソーシャルネットワークを通じて商品やサービスを販売し始めているという。Sapoの販売管理アプリケーションを利用している1000の小売店を対象に、2017年に行われたSapoによる調査では、Facebookが店舗の直販チャネルに次いで効果的な販売チャネルであったという。



ベトナム ジャンル:
最終更新:2019年08月23日

このページのトップへ戻る