インドシナニュース

ベトナム:課題に直面するコンビニエンスストア(後)

(前編より)

 

独自性により成功する企業

Vingroupの子会社がVinatexmartOceanmartMaximarkFivimartそしてShop&Goのような多くの小売チェーンを買収することに成功したことは、戦略として市場シェアを獲得するためにネットワーク網を開発する意思を示している。同社は2014年にOceanmartを買収して小売市場に足を踏み入れたが、当時、大手不動産デベロッパーとして強力な財務力を持つにもかかわらず、小売部門では経験不足と見なされていた。

財務面での優位性は、海外勢を尻目にしたシェア拡大に寄与した。特に、同グループは5年間で1465店舗のVinMart+を展開し、現在ではベトナムで最も急速に成長しているコンビニエンスストアとなっている。

2020年までにVinMart+4000店開設することを目標に、既存店とのギャップを埋めるスピードで成長しており、他店の3%に対し、予想は36.6%となっている。Vingroupは現在、平均で1日に3店舗を開設して成長率を上げているため、来年には目標を達成できる可能性がある。

「国内企業は適地の選定や意思決定のスピードで優位に立っています。ロケーションは成功の鍵であり、VinMart+のような会社は、最高のスポットを確保するのに非常に機敏です。外国企業が収益性に慎重になり、具体的な事業計画に基づいて判断しようとする一方で、国内コングロマリットは中期目標への投資をためらいません」とアジアプラスの黒川社長は言う。

コンビニのもう一つの有力な競争相手はミニスーパーマーケットで、2018年にはその店舗数は増加し続けた。ミニスーパーはコンビニと同じような売り場なので、コンビニの近くに開店できる。売り場面積が小さいため、狭い路地や住宅密集地にも進出できる。ファストフードに重点を置いていないにもかかわらず、通常は食料品や家庭用品を幅広く扱っている。

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最終更新:2019年08月09日

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