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ベトナム:イオン、現地商品のサプライチェーン進出を促進

日本の小売業者イオン・ベトナムは、ベトナムでのサプライチェーン・システムにおける現地企業数の増加を目指している。

729日に開幕した展示会は、ホーチミン市タンフー地区にあるイオンモールで開催され、潜在的なサプライヤーとなり得る61の企業が共催した。展示会は一週間開かれ、お茶、コーヒー、チョコレート、カシュー、ドライフルーツなど、24の企業が販売する商品が紹介される。展示会やミーティングに参加している企業は、適切な製品が見つかればイオンベトナムのサプライヤーになることができる。

このイベントは、ホーチミン市の投資貿易促進センター(ITPC)の協力を得て開催されている。局長のPham Thiet Hoa氏によると、ITPCは、イオンやトップバリュ・ブランドが要求する技術仕様について関心のある企業に情報提供し、包装や価格設定について助言したという。

「イオン・ベトナムにとって水準を満たす商品とは、世界中のイオンの店舗で通用するということです」と彼は付け加えた。日本産のカンタロープを販売するDannyGreen社の卸売部門副責任者、Nguyen Anh Ngoc氏は、ベトナム企業が大手小売チェーンの一部になれば、製品をより多くの海外市場や消費者に届けることができるだろうと述べる。

「ベトナムの消費者はまだ輸入品を好み、反射的にベトナム産よりも優れていると感じています。ですが、ベトナム企業は輸出に力を入れており、製品の品質も大きく向上しました。海外流通システムの店頭に国産商品が登場したのは、その高い水準の証です。」

特に外国製品との競争力を向上させるためには、国産商品を促進し、ベトナムの消費者の間で高品質の地産品に対する意識を高めることが重要だと、彼女は付け加える。

「消費者は安全が最優先だと考えているが、所得が限られているため、手頃な価格を好む人が多いのです」とイオン・ベトナムの妹尾文郎最高商品責任者は話す。同氏は、ベトナム企業は質の高い商品を生産していることを称賛したが、多くの企業はどのように改善していくかを知らず、その点を検討する必要があると述べている。

ITPCは、ベトナム企業が大規模で近代的な流通チャネルに参入するのを支援するため、多くのネットワークイベントや展示会を開催している。

7月初め、スーパーマーケット・チェーンBig Cのオーナーであるタイのセントラル・グループは、200の繊維・衣料サプライヤーに契約終了を通知し、企業から抗議を受けた。Big Cは商工省との協議を経て、約150社からの受注を再開した。アナリストらは、外資系の大手小売業者が販売する外国ブランドが、国内製品の市場シェアを奪っていると懸念している。ベトナム高級製品業者協会のVu Kim Hanh会長は「この状況は国内製品の競争力の欠如を示しています」と述べている。

 

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最終更新:2019年08月05日

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