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ベトナム:南部は数十億ドル規模の海外直接投資(FDI)プロジェクトを準備

外国投資庁(FIA)によれば、パイプライン事業で進行中の数十億ドル規模のプロジェクトにより、特に南部各省における海外直接投資(FDI)が大幅に増加する見込みである。

ビンズン省計画投資局によると、香港のWai Chi Kai Knitting Companyによる繊維・衣料プロジェクトはまもなく認可され、2019年最初の数十億ドル規模のプロジェクトになるという。同社は10億米ドルを投資し、Thu Dau Mot市のDong An II工業地帯にて、ニットカラー製品、リストバンド、リブ素材、織物、繊維、ファッションアクセサリーを製造する工場を建設する。

バクリウ省人民委員会は、商工省に対し、米国企業Energy Capitalによる43億米ドルの液化天然ガス(LNG)燃料発電プロジェクトの認可を迅速化するよう要請した。発電所に対する投資手続は簡単ではないが、Bac Lieu州は3200メガワットのプロジェクトがまもなく投資証書を得ることを期待している。

さらに、3つの主要プロジェクトが今年、認可取得のための最終手続を行っている。

その中には、韓国のHana Micronによる5億米ドルのプロジェクトが含まれている。同社は、4月にBac Giang工業地帯管理局と、半導体製造工場建設の契約に署名した。

Apparel Far Easternは既存の工場に6億1000万米ドルの追加投資を計画しており、メイコーも2億米ドルの追加投資を計画している。

タイの大富豪Dhanin Chearavanont氏のCP Foodsは、豚肉と鶏肉の農場に2億米ドルの投資を計画している。

今年上半期、香港はBeerco Limited がVietnam Beverageに38億5000万米ドルを投資したことで、投資総額の29%に当たる53億ドルを投資することになり、ベトナムの主要な直接投資先に留まった。次いで韓国が27億3000万米ドル、中国が22億9000万米ドル、シンガポールが22億米ドル、日本が19億5000万米ドルとなっている。

外国投資全体として、今年上半期に184億7000万米ドルが投資あるいは登録された。

最も魅力的な投資先は依然としてハノイで、同期間の投資額は48億7000万米ドルを超え、FDI総額の26.4%を占めた。ホーチミン市は32億1000万米ドルで、前年比20%増だった。このうち5億3900万米ドルが新規プロジェクトに投入され、3.6%の増加であった。41%が不動産部門、約22%が技術部門、19.5%が自動車・オートバイなどの卸売・小売部門や修理部門、5.8%が製造部門に投資された。南部のビンズン省とドンナイ省はそれぞれ13億7000万米ドルと120万米ドルで、第3位と第4位であった。

 

日本からのFDI

計画投資省によると、日本はこれまでに4190件のプロジェクトに579億米ドルをベトナムに投資しており、これは全体で国・地域の2位の投資額である。最近Nguyen Xuan Phuc首相が訪日した際、ベトナム企業と日本企業の間で80億米ドルの投資を含む32件の覚書が交わされた。日本貿易振興機構(ジェトロ)の最近の調査によると、ベトナムは日本企業が将来進出したい国の第2位だ。しかしジェトロによれば、ベトナムの弱点は、裾野産業が直接投資企業に供給できず、現地企業が外国企業と協力して現地製造品の比率を高める必要があることである。

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最終更新:2019年07月27日

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