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ベトナム:小売業者がM&A取引に関与する場合

1週間の交渉の後、ベトナム企業が有名な外国の小売ブランドを買収したというニュースに先週、小売業界は沸いた。

 

Auchan Retail Vietnam6月、Auchanスーパーマーケットチェーン全体を正式にベトナム最大の小売業者の1つであるSaigon Co-opに譲渡した。

ベトナムの小売業者が外国ブランドを買収したのはこれが初めて。これは、小売市場におけるベトナム企業の地位を示している。

譲渡契約は、Saigon Co-opが支払った価格が最高入札価格を提示した候補者よりも最大20%低いことを示した。

Saigon Co-opDiep Dung会長は、フランスのパートナーがSaigon Co-opの経験、能力、名声を高く評価しており、自信を持っていると述べた。

Saigon Co-opの手に渡る前に、6月上旬にAuchanはベトナムの18のスーパーマーケットのうち15を閉鎖し、ここで4年間の操業を終了した。

Auchanは閉鎖の理由を業績不十分と説明した。同社はベトナムに参入して以来損失を被っており、2018年の売上高はわずか4500万米ドルのみだった。

Auchan2015年のベトナム市場参入時、世界で最も急成長している市場の1つで繁栄するという大きな野心をいだいていた。同社は住宅街でスーパーマーケットを建設するために企業や不動産グループと協力関係を結んだ。

同社は、ベトナムに500万米ドルを投資して300のスーパーマーケットや店を開くことを計画していた。しかし、実際には3年間の操業後、ベトナムを去らなければならなかった。

Auchanを引き継いだ後、Saigon Co-opは小売店舗網を再構築することを計画している。閉鎖されたホーチミン市、ハノイ、タイニン省のAuchanスーパーマーケットは、CoopmartCoopXtraFInelifeなどのSaigon Co-opブランドで営業を再開する。

ホーチミン市第7区に2店舗、第1区に1店舗を含む3店舗のAuchanスーパーマーケットについて、Saigon Co-op20202月まで現状の運営体制を維持する。Auchanブランドを継続するかどうかは20202月以降に決定する。

過去には、特にタイの小売グループがBig CMetroを買収した後、ベトナムの小売市場は大手外資系企業によって支配されると考えられていた。

しかし、今は事情が異なる。Saigon Co-opによるAuchanの買収は、外国のコングロマリットだけが企業を引き継ぐことができるわけではないことを示した。

2つの大きなベトナムのグループ、Saigon Co-opVingroupが存在することで、小売市場は外資と現地系小売チェーンの間でバランスが取れているとアナリストらは評している。

M&Aは、市場を発展させるためのツールとして企業によって考えられている。たとえば、MAを通じてVingroupは小売市場に参入した。2014年にVingroupは、Ocean Retailの株式の70%を5700億ベトナムドンで取得後、初めて小売市場に参入した。

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最終更新:2019年07月25日

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