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ベトナム:オムニチャネルショッピングが定着(前)

オムニチャネルショッピングの増加により、ベトナムの小売業者は電子商取引プラットフォームでのビジネスチャンスを模索している。

 

家庭用品から電子機器やスマートフォンまで、あらゆるものを販売する東南アジア大手電子商取引プラットフォームのLazadaは先月、自社のショッピングプラットフォームで商品を販売するために、FrieslandCampinaBoschLockLockRealmeなどのベトナムの多数の小売業者と取引を行った。

オンラインショッピングブームの中、Lazadaのパートナー企業は現在、Lazadaの名前と評判を使用した顧客基盤の拡大計画の一環として、乳製品メーカーや家電メーカーからスマートフォンブランドまで取り揃え始めている。

 

戦略的な動き

電子商取引プラットフォームと小売業者の間の協力は、ショッピングプラットフォームの製品カテゴリを多様化し、それに対する小売業者のマーケティングと販売を促進する、というベトナムの新しいトレンドとなっている。

「オンライン販売の拡大を推進することは、小売業者がより多くのターゲット顧客にアプローチし、引き付けるために不可欠です。Lazadaが年間を通した主要プログラムを介して小売業者に迅速かつ便利な方法でバイヤーに商品提供を促進させることから、我々にとってLazadaとのパートナーシップは収益増加に役立たせるために重要なステップなのです」とLockLock VietnamのオンラインセールスマネージャーのJack Kwon氏は述べた。

戦略的パートナーシップのもと、LazadaはオンラインショッピングモールLazMallで最も手頃な価格での商品販売にも注力している。

一方、LazadaFrieslandCampina Vietnamの提携は2019年から2121年までの3年間有効で、FrisoDutch LadyYomostFristiOvaltineHoan Haoなどの乳製品ブランドは引き続きLazadaのオンラインショッピングプラットフォームで販売される。

Frisoブランドの粉ミルクの売上は2016年から3年間でほぼ5倍に成長し、昨年12月のLazadaの年末のショッピングキャンペーンで最も売れた粉ミルクブランドであった。

「ベトナムの消費者にいつでも、どこでも、迅速な電子ショッピングソリューションを提供し、ベトナムの電子商取引市場の発展に貢献したいです」とFrieslandCampina Vietnam社長Berend van Wel氏は述べた。

Lazadaの商品カテゴリと顧客セグメントを拡大するための共同事業計画(JBP)キャンペーンの一環としてのこれらの戦略的な動きにより、電子商取引プラットフォームはベトナムでオンラインスーパーマーケットモデルを構築するという野心へ向かい進んでいる。

「将来の目標は、”3E(Empowering, Efficiency and Experience:エンパワーメント・効率・経験)”の基準に基づいて、国内外の主要パートナーとともに動的な電子商取引エコシステムを開発することです。 我々はより多くのパートナー企業との協力契約に署名し続けるでしょう」とLazada VietnamCEOMax Zhang氏は述べた。

ライフスタイルおよび生活雑貨の小売業者であるMinisoのベトナム子会社も昨年10月にLazadaと提携して、オンラインストアLazMallをオープンした。

「当社のオンライン製品は常にLazadaのベストセラー商品です。Lazadaはまた、電子商取引チャネルでの事業拡大を支援しています。より魅力的な販促プログラムと継続的に新製品を更新することがLazadaでの我々の店舗で確かな結果を達成するための主な鍵となります。」とMiniso Vietnamの社長Ted氏はVETに述べた。

2018年の第4四半期から今年の第1四半期までのLazadaオンラインストアの売上高成長率は15%であり、同社の事業戦略のもとでは許容範囲内である。

家庭用品、化粧品と美容商品、生活必需品、そしてファッション小物は、同店で最も高い収入シェアを保持している。

Lazadaの店舗は、当社のオフライン店舗チェーンと合わせて、今年のオンラインチャネルでの売上を3040%に増やすことができます。オンラインストアは私たちが店舗を持っていない都市や地域でより多くの顧客にアプローチすることを可能にします。 オンラインストアからの収益は依然として全体的な収益のごく一部ですが、ベトナムの若い消費者のオンラインショッピングの動向を考えると今後増加すると見ています」とTed氏は述べた。

 

(後編につづく)



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最終更新:2019年06月20日

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