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ベトナム:国内小売業者、急速に拡大し、海外同業者を引き離す

国内小売企業は急速に拡大している中、海外取引企業は競争の激化により停滞または廃業している。

ホーチミン市の市場調査会社Q&Meによると、昨年4月から今年4月までの全国のコンビニエンスストア数は、前年比72%増の3100店舗を超えたという。それはたった1年間で1300店舗のコンビニエンスストアが市場に登場したことを意味する。

そのうちの660店舗はベトナム最大の財閥であるVingroupのコンビニエンスストア、Vinmart+であり、82%の成長率である。同期間、同社スーパーマーケットチェーンのVinmartの店舗数は82%増の120店舗となった。

2015年の法人化後、国内の大手携帯電話販売会社Mobile WorldMWG)の小売部門であるBach Hoa Xanh社は、現在500以上の百貨店を抱えており、昨年の売上高は43000億ベトナムドン(18400万米ドル)と、2017年の3倍の力強い伸びを見せている。

Vingroupの小売部門VinCommerceは、昨年10月にはスーパーマーケットチェーンFivimart、そして先月には、コンビニエンスストアチェーンShopGoを買収したことで、この市場は強い合併と買収の動きを見せている。

過去5年間で、ベトナムの小売市場は国内外のプレーヤーにより更に乱戦模様となっている。

専門家たちは市場には大きな成長の可能性があると述べているが、多くの外国企業は拡大計画の中止または縮小傾向にある。

フランスのスーパーマーケットグループAuchan Retailは、市場から撤退する最初のプレーヤーとなる可能性がある。

Auchan18店舗のうち15店舗を63日に閉店予定である。

同社の最高経営責任者(CEO)であるEdgar Bonte氏は、昨年、ベトナムでの事業は4500万ユーロ(5040万米ドル)の収益を上げたが、損失も出していると述べた。損失の数字は明らかにされなかった。

Bonte氏は先週、フランスのLes Echos紙に、同社はベトナムの店舗売却を決定したと語った。

匿名の同社情報筋によると、同社は店舗売却のために数社の小売業者と交渉中であり、交渉では「Auchanは来月初旬頃にベトナムから撤退する前に売却すると見られている」という。

2014年には、ドイツのMetroがタイの投資家に売却され、その後市場から姿を消したが、マレーシアのParkson2015年からモールを閉店している。

他のコンビニエンスストアチェーンは失敗、または当初の拡大目標を達成する可能性は低いと見られている。日本のミニストップは、昨年までに800店舗を計画していたにも関わらず、4月現在で115店舗に留まっている。

日本のコンビニエンスストアのファミリーマートは、当初の計画では来年までに1000店舗の目標を掲げていたにも関わらず、昨年4月から今年4月にかけて9店舗閉店し、151店舗となった。

昨年のベトナムの商品販売収益は、11.7%上昇し2017年比1420億米ドルとなり、2017年から12.4%増となった。

 

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最終更新:2019年06月01日

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