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ベトナム:アパレル産業、中国との協力関係の必要性を気付かせる存在

ベトナムのドンナイ省での工場製の履物を含む繊維産業の台頭は、中国-ベトナム間の協力関係を強めてきた。

 

ベトナムは今週、約1000年にも渡り中国の支配から独立し乗り越えて来たいう事実を祝った。両国は過去には多くの場面で対立してきたが、現在の特に国際的な舞台では、両者が好調な産業ではあまり注目されていない。

中国が繊維・アパレル産業で世界最大の輸出国であり、そしてベトナムがそれに続くという事実は、同産業がこの友好的な協力関係の象徴である良い例である。アナリストらは、ハノイが北京と同じような道をたどっている、と説明する。両国とも共産主義の指導者たちがここ数十年で輸出主導の市場資本主義に向かった。そしてベトナムは世界へ向けて更なる履物、衣類、バッグの輸出販売を行い、中国に続いていく。

「中国とベトナムは世界の繊維市場で極めて重要な地位を占めています。両国の産業は非常に補完的です」と中国国家衣服協会会長、Chen Dapeng氏は今月ホーチミン市で開催された貿易会議で述べた。

同産業で両国は顧客を奪い合うが、中国の工場がビジネスに必要な生地等の多くを供給している一方で、中国の労働コストが上昇するにつれてベトナムの工場が労働力の供給を更に増加している面において双方が補完的な関係である。

「私たちはアジア諸国の多くが協力し合えると信じています。私たちは中国の投資を受けるだけではなく、ベトナムのサプライヤーも改革しているのです」とベトナム国営繊維企業グループ(VINATEX)のLe Tien Truong社長は述べた。

ベトナムは中国のように巨大で複雑な繊維サプライヤーおよび加工業者のネットワークを持っていないため、Truong氏らは国内改革について語った。

それが、小国が大国を輸入品の最大の供給源として全般的に依存している理由の1つである。地政学的な問題に関係なく、現実は国境の両側にある繊維企業が利益を上げるために協力関係にあるということである。

一方では、アメリカと中国の間の貿易戦争の中で、後者の競争相手はベトナムへのビジネスの一部を失っている。 その一方で、中国からベトナムに工場を移管しているのは第三者の海外企業だけではなく、中国の投資家自身でもあり、彼らはサプライチェーンの一部を南(ベトナム)に移管することが有益であると考えている。

今月、 ホーチミン市郊外の工業団地で中国の繊維会社の大規模な派遣団がベトナムのパートナーを探していた。ベトナムへの世界的な関心の転換は、現在でも履物およびアパレル製品の輸出リーダーである中国に到達する後押しをした。

「我々はベトナムのこれまでの大きな努力を祝福します」と中国紡織工業連合会(CNTAC)の孫瑞哲会長は述べた。

同氏は、中国はその取り組みを、インフラだけでなく、繊維製品を含む民間産業に対しても、数十カ国に融資および助成金を供与する「一帯一路:シルクロード経済ベルトと21世紀海洋シルクロード」の一環としてベトナムの努力への支援に努めると述べた。 北京はすでに、石炭火力発電から造船所、肥料工場まで、ベトナムで数十のプロジェクトに資金を供給してきた。

「中国は、世界中で関係改善のために最善を尽くしました」と孫会長は述べた。

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最終更新:2019年04月27日

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