インドシナニュース

ミャンマー:欧州市場のサプライヤーである縫製工場が労働組合代表を標的にしていると非難(4)

3より)

 

獣の前のウサギ

20151月、Shwe Pyi Thar工業団地のCostec工場の従業員は、他の2つの工場、Elan MyanmarおよびFord Glory Garmentの従業員と一緒に賃金値上げのデモを行った。抗議は翌月、Elan Myanmar工場の外でデモのため集まった労働者が暴漢に襲われたときに報道された。組合の指導者たちは逮捕され、他のデモ隊はその後解雇された。

今回の弾圧により、Costec工場で最近結成された基本労働組織が消滅した。それ以来、組合は結成されていない。

本紙Frontierが工場の3人の女性労働者にインタビューした際、彼女は目に見えて怯えており、匿名としてほしい旨を主張した。彼女はほぼ3年間、いかなる組合員とも話をしなかったと述べた。

「抗議の数ヵ月後、工場はすべての組合指導者を解雇しました。その時以来、私たちは工場で組合活動をすることに怯えていました。」と23歳の労働者は言う。彼女らは、清潔な飲料水の欠如、不当な作業負荷、また監督者、中国語⇔ミャンマー語の通訳者、そしてラインリーダーからの虐待など、職場について多くの不満を抱えていた。

インタビューを受けた人のうち2人は20歳であり、彼女らは4年間以上工場に勤めていたと述べた。つまり、16歳のときから勤務している計算だ。

「毎日の目標を達成できなかったときはもちろん、また達成できたときでも不合理な理由を見つけられて、私たちは叱責されています。」と、20歳の労働者のうちの一人が述べる。「私の職責はA等級の労働者と同じです。」と彼女は述べ、工場の段階的な給与体系について言及した。

「ですが、私はC 等級の給料しかもらえておらず、公平ではありません。両親を支えるためより多くの収入を得たいのです。」

しかしながら、その3名の労働者は工場に組合がなければ無力だと述べる。彼女らは「獣の前にいるうさぎのよう」であり、経営陣に不平を言うのを恐れている。

デンマークの小売業者Bestsellerにてソーシャルサステイナビリティマネジャーを務めるMaria Lassen氏は、Costec2017年以来Bestsellerの商品を生産していたことを認めた。彼女は特定の事件についてコメントは控えたものの、中国の中間管理職とミャンマーの労働者との関係は業界の「一般的な問題」であり、同社は中国の職場リーダーを養成する外部団体と協力すると回答した。

彼女はまた、同社はCTUMを含む労働組合とも協力し「労働組合を結成(希望)する労働者が解雇されている状況を的確に回避する」とも述べた。「私たちと(ミャンマーの)労働組合にとっての課題は、合法的に登録された組合がどのように機能するか、労働者と工場所有者に周知することです。規制に従わない場合は、残念ながら労働者が解雇されます」

MGMA議長のU Myint Soe氏は、ヤンゴンの工場所有者が組合長を解雇することで組合活動を阻害していた、という非難を全面的に否定した。同氏は、休暇手当の超過、盗難、喧嘩、生産目標の未達成などの違反行為を挙げて、「(組合の指導者たち)は雇用契約に違反したため解雇されたのです。」と述べる。彼は、工場の従業員は「言い訳をする」時間を減らし、より多くの時間勤勉に働くのが得策であり、労働組合の指導者は能力の向上、特に交渉と問題解決のスキルが必要であると述べた。彼はまた外国の工場所有者も問題の一部であり、MGMAが規則について助言するため外国所有の工場の経営陣に会っていると述べている。

「縫製産業の外国人投資家として、彼らは労働法をより理解しようとする必要があります。」と彼は言った。



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最終更新:2019年03月16日

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