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ミャンマー:マンダレーにおいて伝統織物の職人たちが団結

マンダレー地方の伝統織物の職人たちは、中国とインドから輸入される安いコピー品による業界への脅威に対抗するため団結した。Amarapuraの織物職人たちは、中国やインドから輸入されるミャンマーの伝統織物の安いコピー品からの脅威に立ち向かうため、マンダレー地方で何百もの中小織物業者を代表する組織を立ち上げた。Amarapuraを拠点とする製織業界は、マンダレー地方にて、ミャンマーの伝統衣服、ならびに国内・海外市場向けの高品質のシルクやコットンの生地製造において、大部分を担っている。しかしながら、製織市場は安価な輸入衣料品によって苦境に立たされており、それら輸入品は、伝統的な工房で苦労して製作された緻密なシルク・綿の刺繍の4分の1未満の価格で売られている。その脅威に対抗し、Amarapuraを代表する各々の織物業者が129日に再編され、マンダレー製織ビジネス協会(MWBA)が結成された、と当組織の秘書Ko Min Swe氏は語った。MWBAの最初の会合は1215日に行われ、現在当地域の670の中小織物会社から構成される、とSwe氏は報じている。

「組織再編の主な理由は、業界を安定させる取り組みの一環として、ミャンマー衣料品製造業者協会(MGMA)などの当局や業界団体との関係を強化することです。」と彼は述べる。さらにSwe氏は「対抗策は生産数で強みを生み出すこと。それによって織物職人がローンや他形態の援助を受けることがより簡単になるでしょう。」と続けた。Swe氏は、我々製織業者は主にlongyihtamein(それぞれ男性・女性用の伝統衣装)を製造していく、と述べたものの、MGMAは、最近当組織が多様化しシャツなどの他の衣類を製造し始めた、と報じている。

マンダレー地方のAmarapuraWundwin は、8-150万ミャンマーチャットで販売されている、光沢があり緻密なlun yar kyawシルク生地を含む、伝統織物で有名である。しかしながら、業界は中国やインドからの、ミャンマーの伝統的なデザインをまねた安価・低品質の模倣シルク生地によって深刻な打撃を受けている、と織物職人は言う。AmarapuraRoyal Nadi製織工場を所有するU Zaw Win氏は「昔からある製織機で新しいデザインを作成するのに最大15日かかりました。しかしながら、その1週間後には同じデザインのものが市販されていることが判明しました。」と述べる。彼は、コピー品はインドや中国で作られた、と付け加えた。インドや中国の衣料工場は、デジタル織機機を使って、ミャンマーの伝統的なシルクのデザインを簡単に模倣できる、とWin氏は言う。

「彼らは短期間でデザイン工程から量産に移行できます。ただ、彼らのデザインは同じでもその品質・価格は低いものです。」と彼は言う。その一例として、Royal Nadi1生地あたり12万ミャンマーチャットで販売しているkyo gyi cheikシルク生地は、模倣輸入品として3万ミャンマーチャットで販売されている。「これが、当社の事業がほぼっ膠着している理由の1つです。」とZaw Win氏は述べる。

「製織業界は安価な輸入模倣品と競争するために近代的な機械を必要としていましたが、それには「伝統工芸品」を保存する義務も含まれていました。事業拡大の方法を見つける必要があります。」と彼は言う。

Daw Aye Aye Than氏は、Amarapuraの織物工房で作られたシルク衣類がミャンマーや海外の見本市で紹介される時、いつも少し罪悪感を感じると語った。

「私たちの伝統的な工芸品やデザインを誇りに思うべきですが、そう強気になれません。」と彼女は言う。その理由は、他の多くの織物と同様に、彼女のビジネスは中国やインドから輸入されたシルクやコットン糸に大きく依存しているためだ。

「現地生産の原材料は、高品質の布を生産するのに必要な基準を満たしていません。そのため、輸入原材料を使用する必要があります。輸入糸を使うというは、その布が本当の伝統品ではないことを意味します。」とThan氏は言う。ミャンマーチャットの下落は、原材料コストの上昇を招き、市場の購買力にも影響を及ぼした、と彼女は述べた。

「シルク糸の価格は最近パック(中サイズの糸の袋)あたり20万ミャンマーチャットに達し、綿糸はパックあたり約5万ミャンマーチャットになりました」とThan氏は言い、それぞれ2018年初頭の価格である15万ミャンマーチャットと4.5万ミャンマーチャットから上昇した。「政府は、伝統的な製織産業を支援するために、農民に綿花の栽培と綿花生産への投資を奨励すべきです。当社の事業は、原材料に関しては中国とインドに完全に依存しています。」と彼女は述べた。Swe氏は、Than氏による原材料生産への投資要請を支持した。

「事業を拡大したいのであれば、安定した原材料市場が不可欠です」と彼は述べた。



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最終更新:2019年02月01日

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