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サプライチェーンが敏感に反応、貿易戦争難民がベトナム、タイへのシフトを急ぐ(後)

(前編より)

 

失業

すでに確立された中国経済のサービス、消費、ハイテク生産へトレンドが移行するにつれ、こうした再調達と移転への努力は加速するだろう。

アパレル&フットウェア協会はアメリカで1,000以上の会員が米国の小売販売に年間4000億米ドル以上の貢献をしている協会である。アパレル&フットウェア協会の副会長であるStephen Lamar氏は「我々はこの時代で見てきた調達に関して最大の変革期を迎えています」と話している。

「私が企業から聞いている一番の話は、何年も私たちは中国からの多様化について話しており、実際に今それをしなければならない時です」

生産のシフトには数年かかることがある。新しい法律や会計の問題などすべてについて理解が充分でない国に対処しながら、企業は資金調達を確保し、適切なサプライヤーを見つけ、新しい物流を整理する必要がある。

AXA Investment Managers社のアジアEMエコノミストのAidan Yao氏は、「中国からの移転は非常に遅く、非常に不透明です」と述べた。

低技術の商品と低価値の製造業は最も早く移行するが、機械、輸送、IT分野の高付加価の輸出は、高い研究開発費と競争力のある中国の労働コストのために、移転するのに数十年かかるだろうと、UBSは今月上旬に述べた。

しかし、先月シティグループによって実施された地域別クライアント調査では、半数以上が既にサプライチェーンを調整してビジネスの激変に制限をかけていた。

自動化などの分野での中国の高度化は、どの国も置き代わることはできないだろう、とSandler, Travis&Rosenberg社の貿易弁護士Sally Peng氏は語った。

「だからこそ、その企業も中国プラス1、プラス2、プラス3の国戦略、アフリカへのすべての道を探しています」と彼女は話した。

トランプ氏と胡錦涛国家主席が今週ブエノスアイレスで開催されるG20サミットの会合に出席する予定であるが、企業は貿易紛争の停戦希望はほとんどない。

さらに、トランプ氏は、中国の輸入額で2000億米ドルもの関税を、現在の10%から25%に引き上げる話を前進させるつもりだと話す。

中国の輸出データはまだ貿易戦争の影響をほとんど感じていないが、一部のエコノミストは、これは、企業がより多くの関税がかかるようになるより先に貨物を出そうとしているためだと言う。

 

集団訴訟

確かに、世界のトップ2の経済が悪化する貿易戦争の見通しについては、小アジアの新興経済国が必ずしも唇を舐めるわけではない。

東南アジア、台湾、日本、韓国では第3四半期に成長が鈍化し、一部の関係者は貿易戦争を非難している。

例えば、タイの電子集積回路の輸出は、10月に米国に対し4%増加したが、中国には38%減少した。ベトナムの製造業インセンティブ指標はアジアで最も高いが、ピークをすぎている。

インフラ整備の欠如は、ビジネスを引き受けることを望む国にとっても問題である。

タイは世界銀行のインフラ品質ランキングで41位、ベトナムは47位、中国は20位だ。

バンコクは深水港、空港、鉄道の改善を計画しており、野心的にも450億米ドルの開発プロジェクトである東部経済回廊(East Economic Corridor)でそれを解決しようとしている。

インフラのボトルネックを越えて、特にベトナムでは、お役所仕事では舵取りが難しく、熟練労働者は容易に入手できない。

ベトナムの失業率は2.2%である。タイではさらに低い。

ベトナム電子工業協会副会長のNguyen Phuoc Hai氏は、「ベトナムの未熟労働者の割合は依然として大きく、この問題を改善する効果的な計画は存在せず、5年後または10年後にも大きな変化は見られないでしょう」と述べた。

「第4次産業革命に直面しても安い労働力がベトナムの優位性の1つに残り続けるかどうかは疑問です」



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最終更新:2018年12月06日

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