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ベトナム:インドとのアパレル業界での協力関係の促進

在ベトナム・インド大使Parvathaneni Harish氏は、2020年までに二国間貿易額を150億米ドルに引き上げるための努力の一環として、繊維・アパレル業界におけるベトナム-インド間における協力関係の強化は重要な優先事項の一つである、と述べた。

大使は717日、展示会Source India 2018を紹介するホーチミンでのイベントにて、繊維・アパレル業界はベトナムとインド両国の社会経済開発において重要な役割を果たす伝統産業の一つであると主張した。

また大使は、衣類・繊維業界はベトナム・インド両政府が今後、二国間貿易を強化し、サプライチェーンの構築を目的とした開発と協力に優先順位を付けている産業である、と付け加えた。

現在、インドは市場で入手可能なほぼすべての種類の生地および資材を製造可能な強力な繊維・糸生産産業を所有しており、製造においては世界3大繊維製品提供国の1つである。

一方、ベトナムは世界トップ5に入るアパレル製品輸出国であり、2017年には輸出取引高310億米ドルに達している。しかし、ベトナムはこの分野において大量の資材を輸入する必要があり、2017年には輸入額190億米ドルになった、と指摘した上でベトナムはインド企業にとって有望な市場であると確信している、とも述べた。

インドの合成・レーヨン繊維輸出促進協議会の議長であるAnil Rajvanshi氏は、インドは将来大きく拡大する見通しのある世界中の衣料品業界で広く使用されている合成繊維糸から繊維資材の生産および輸出に強いと語った。

またRajvanshi氏は、インドおよびベトナムは衣料品分野のサプライチェーンにおいて共に供給しあえるが、この分野の双方向貿易は控え目であると主張した。

2017年、ベトナムは17800万米ドル分の衣料品しかインドに輸出していない中、インドからベトナムへの衣料品輸出は、2016年から44%増の42900万米ドルに達した。

インドはより近く且つ効果的なパートナーシップを構築するためにベトナム企業の貿易促進およびビジネス交流活動への積極的な参加を求める中、当分野の貿易の協力関係の促進および向上のため、来たるべき時にベトナムへ10億米ドルの資材を輸出するという目標を掲げた、と彼は明かした。

ベトナム繊維・アパレル協会副事務総長のNguyen Thi Tuyet Mai氏は、ベトナムは世界5大アパレル輸出国の一つにも拘わらず最大量の衣類・繊維資材を世界中から輸入している国の一つでもある、と述べた。

またMai氏は、ベトナムの衣類・繊維輸出は2018年、340億米ドルの収益の成長を見込める可能性がある。それゆえに、同分野の資材および設備類への需要もまた高まると考えられている、と述べた。

Mai氏はインドの繊維設備および技術同様に、繊維資材の品質および多様性を賞賛した。彼女は、ベトナムとインド間の衣類・繊維産業における協力関係の促進は両国の企業にとって彼らの強みと利点を最適化する道を切り拓くであろうと考えた。

Mai氏は、インドがその市場を拡大していく中で、ベトナムは生産に必要な資材、技術、および設備への需要が更に増えることから利益を得ることが出来るであろう、と述べた。

ベトナムのビジネスは、両国の製品における関税引き下げの基礎を作るため、両国政府に二国間自由貿易協定の署名およびその交渉を検討するよう提案した。



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最終更新:2018年07月25日

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