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ベトナム:VNG、赤字のECプラットフォームTikiにも冷静

VNGコーポレーションの投資価値が急落しているが、同社はTikiZaloPayは長期的な開発計画の一環にあるとして、明るい兆しを待っている。



VNGTikiの長期計画

20165月、VNGTikiのおよそ38%の株を獲得するため、3800億ベトナムドン(約1720万米ドル)で取引を行った。

結果的にVNGは、ベトナム最大のEコマースプラットフォームの一つを保有することになったため、期待を込めて1株当たり104,000ベトナムドン(4.57米ドル)を出資した。

しかし2017年のVNGの報告では、Tiki1253億ベトナムドン(550万米ドル)の赤字を発表、前年より34%その額が増えている。

2017年末のVNGの投資価値は1617億ベトナムドン(727万米ドル)で、当初より2187億ベトナムドン(960万米ドル)少ない結果となった。

VNGLe Hong Minh会長によると、ベトナムのEコマース部門はまだ発展途上段階にあり、企業は損失を抱えていると言う。

実際、AmazonJD.comのような多数のEコマースプラットフォームも、当初は何年も連続して赤字を出しており、同様にGrabUberもその地位を確立する前は顧客へのプロモーションに多額の資金を投入してきた。

VNGから出資を受けた後、Tikiは商品価値の増加を実際に感じており、実際に2017年にはTikiプラットフォームにおける流通商品の総価値が前年の4倍となった。

Euromonitorの統計によると、Tiki2017年に、ベトナムのオンラインショッピングサイトで第6位、訪問者数1580万人を記録した。

TikiCEOであるTran Ngoc Thai Son氏は、この赤字は同社の長期的な開発計画の一部にすぎないと述べた。

実際にインフラ、倉庫、人材、技術への投資を通じて、事業規模を拡大している。



ZaloPayへの期待

Minh氏によると、ベトナム国内でモバイル決済はあらゆる決済取引の1%に過ぎないため、さらなる開拓の余地があるという。

VNGは、この重要なビジネスセクターに対する出資を継続し、ZaloPayの顧客基盤を段階的に拡大するだろう。

またVNGの事業開発責任者であるTom Herron氏は、モバイル決済分野におけるVNGのビジョンについて以下のように述べている。

VNGは、VNGのサービスを利用している多くの顧客を抱えていますが、彼らに対し、早急にZaloPayを勧めたりはしません。

顧客に最高品質かつ便利な商品を提供するために、商品の品質開発に重点を置く予定です。」



ZaloPayは、買い物やエンターテインメント、交通機関を利用する顧客の決済手段となるため、パートナー(レストラン、銀行、運送会社)と連携を図る計画である。

ZaloPayは、QRコード決済のEコマースプラットホームとして2016年に事業を開始し、現在ではベトナムで2桁のマーケットシェアを占め、決済チャネルとして上位5位に君臨している。



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最終更新:2018年05月31日

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