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ベトナム:2018年第1四半期の繊維・アパレル産業の輸出額は80億ドル

2018年第1四半期の繊維・アパレル産業の輸出額は前年同期を13.3%上回る80億ドルに達した。

年間輸出額350億ドルを目標とする縫製産業にとっては幸先の良いスタートとなった。

ホーチミン市の繊維協会のPham Xuan Hong会長は、今年の見通しは明るいと述べた。

2018年の繊維・アパレル輸出は2017年を上回り、今まで通り2桁の成長を維持すると見込まれている。

Hung Yen Garment株式会社のNguyen Xuan Duong取締役会長は、今年は発注数の伸びも大きく、特に大規模企業でその傾向が顕著だと述べた。

国内企業の多くが2018年第2四半期分まで受注している。第3四半期分まで受注している企業もあるとDuong会長は述べた。

ベトナム繊維協会のVu Duc Giang会長によると、ベトナムの繊維・アパレル企業は労働者の技能の向上、生産性の向上と高品質な製品により、地域内で優位にあるという。

国内企業も生産性と競争力の向上のため、新技術に投資を行っている。

自由貿易協定で繊維・アパレル産業は輸出市場を拡大したばかりでなく、原材料の輸入を減少させたとGiang会長は話す。ベトナムは現在30億米ドル相当の糸、10億米ドル近い布地、4億米ドル分の縫製資材を輸出している。

また、第4次産業革命も技術投資に関する企業の意識を変え、企業はODM(自社デザイン生産)やOBM(自社ブランド生産)などより高付加価値な生産様式を目指しているとGiang会長は述べた。

縫製・繊維企業は人材育成と先端技術の採用にも注力するようになっているという。

Phong Phu株式会社やGarment-10株式会社といった大企業はオンラインで外国への販路を拡大しようとしている。

しかし、ベトナム繊維協会は、中国、ミャンマー、カンボジアといった国々との競争の激化を含む様々な問題も指摘している。

繊維協会は労働者の技能を向上し、生産性改善のため管理方法の見直しを行うよう企業に提言している。

米国、EU、日本、韓国といった主要市場を維持、拡大することに加え、アセアンやユーラジア経済圏、インド、中南米諸国といった他の市場への拡大も急務となる。



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最終更新:2018年04月13日

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