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ベトナム:ドンナイ省人民委員会が破綻企業の社会保障負担金の未払い分を補填

ベトナム南部ドンナイ省の人民委員会は311日、縫製企業労働者の社会保障のため、予算から14億ドン(61500ドル)を支出することを決定したと発表した。

KL Texwell Vinaの経営者は韓国に逃亡している。

人民委員会のNguen Hoa Hiep副会長は、この支出はKL Texwell Vinaの労働者が失業保険給付を受けることを可能にするためのものだと説明した。

KL Texwell Vina100%韓国資本で、201512月にベトナムで資本1000億ベトナムドン(44億米ドル)として事業登録を行い、1928人を雇用していた。

給与の遅配に加え、同社従業員の社会保障負担金も昨年8月から未払いと報じられている。未払金の総額は175億ベトナムドン(771700ドル)以上に達する。

先月、ドンナイ省人民民委員会は、委員会予算から70億ベトナムドンを支出し、労働者らがテト(ベトナムの旧正月)休暇に帰省できるよう、同社の労働者2000人に給与の支払いを行なった。

212日、労働者らはKL Texwell Vina 1月分給与の半額を受領した。彼らにはさらにベトナム総合労働連盟、ドンナイ省労働連盟、祖国戦線委員会からの支援として、60万ベトナムドン(26.4ドル)も支給された。226日、労働者らはテト休暇の後に仕事に復帰したが、経営者は戻らなかったという。

同社が社会保障負担金を支払っていなかったことから、多くの労働者、特に妊娠中の労働者は、社会保障を受給できないことを心配していた。

先週、人民委員会のワーキンググループと同社の労働者数百人が、問題解決のための話し合いを行った。

ドンナイ省労働連盟のNguyen Thi Nhur Y副会長は、KL Texwell Vinaの従業員は多大な困難に直面していると述べた。

Y副会長は、連盟は妊娠中、あるいは高齢の労働者をリストアップし、省内の他の企業に受け入れを打診していると述べた。これまでに、15社が安定した賃金での労働者の受け入れに合意したという。

これまでにもワーキンググループは従業員らの問題の解決を図るために同社を訪問していた。ワーキンググループは労働者らに退職願の作成を指示し、労働契約の終了と社会保障口座の閉鎖の仕方についてアドバイスを行なっている。

ドンナイ省労働連盟の労働組合法律支援センターは、KL Texwell Vina社の機材やその他の資産を売却し労働者の未払い給与や賞与に充当することができるよう、同社に対する法的手続きを開始した。

 



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最終更新:2018年03月22日

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