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ベトナム:個人向けEコマース市場、外資参入で沸く2017年の売上は60億ドル

外資系eコマース業者が広告キャンペーンや配送サービス、支払いサービスなどを通じてベトナム市場を席巻しようとしている。

外資系企業は年末にその資金力を見せつけた。例年通り、Lazada Vietnam2017年末のショッピングシーズンの幕を切った。

通常の5倍の売り上げを目標に、Lazada Vietnam15万点の製品を119日から11日にかけてセール価格で販売した。1ヶ月後、Lazadaはさらに「オンラインショッピングの革命」と銘打った 、大幅値下げと無料配送のキャンペーンを行なった。

Lazadaの最大のライバル、シンガポール資本のShopeeはスーパーセールと名付けたプロモーションを実施した。1212日から14日にかけて、数百点の製品でフラッシュセールが行われた。銀行カードの所有者はさらに10-20%の割引が適用された。

オンラインファッション小売業のZaloraはオンラインフィーバーというキャンペーンを東南アジア全域で行なった。

ベトナムの小売業者AdayroiTiki12月中旬にセールを行なった。

1年で最大のセールシーズンの到来に合わせ、Lazada Vietnamは4ヶ所の受注センターを新たに設置した。

2017年、Lazada Vietnamは初めて 販売業者に対する割引削減プログラムを実施した。

Lazadaが配送料無料や販売業者への割引削減を実施するのはShopee Vietnamへの対抗手段だろうと業界アナリストは話す。Shopee はベトナム市場に参入してからたった2年で急速な成長を遂げている。

アナリストは、ベトナムのeコマース市場は資金力のある外資系企業の影響を強く受けていると話す。

SWOT(強み、弱点、機会、脅威)分析モデルでは、eコマース市場への参入への課題が重要な要素として挙げられる。

アナリストは、Lazawa VietnamShopee Vietnamの競争が国内企業に大きな障壁となっていると分析する。

Lazada Vietnamは顧客を引きつけるための広告キャンペーンに巨額の投資を行い、またShopee Vietnamは配送料や支払いサービスに注力し、結果としてこれらが国内の他企業にとっては障壁となっている。

両社とも、ベトナムでの広告や配送に関する費用を公開していないが、Shopeeは毎日数百億ドンを投入しているとアナリストは推測している。

外資大手と競争するため、ベトナム企業は外国投資家の支援を必要としている。最近、中国Alibabaの最大のライバルであるJDが、ベトナムのTikiへの資本参加に合意したと報道されている。



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最終更新:2018年02月09日

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