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ベトナム:偽装販売事件のKhai Duc社に厳罰

カイ・シルクブランドを所有するKhai Duc社には、規範違反や不正取引に対する厳粛な罰則が与えられる予定である。

密輸、商業詐欺および模倣品防止指導委員会の長を務めるTruong Hoa Binh副首相によって本件は発表された。

Binh氏は公安省、商工省、財務省やその他関連機関に対して違反について調査するよう命じた。

それに先立って商工省は、Khai Duc社の一連の違反事案について発表し、カイ・シルクのスキャンダルに関連する捜査用の資料を警察に提出していた。税関総局が発表した数字によると、2006年から2009年の間にKhai Duc社は中国やタイからファッション製品を輸入していた。しかしながら2009年以降は輸入を中止している。同社のベトナム国内の生産ユニットではファッション製品の生産や外部委託は行なっていない。代わりに同社は2012年以降、他店や家族経営の事業、その他の企業から製品を購入し、「Khaisilk®」、「stylised Khaisilk」、「Khaisilk Made in Viet Nam」などといったブランド入りラベルをつけ、全国の店舗で販売していた。

このスキャンダルは、昨年11月、ハノイで事業を営む人物が、同ブランドで購入した製品が実際は中国製であったというクレームをFacebookに投稿したことにより発覚した。

投稿によると、この企業はカイ・シルクのハノイ・ハンガイ店でカイ・シルクブランドのスカーフを60枚、それぞれ64万4000ベトナム・ドン(28米ドル)で購入している。しかしながら、スカーフの中の一枚には「Khaisilk Made in Viet Nam」と「中国製」の二枚のタグがつけられていたという。

投稿者が残りのスカーフを調べたところ、「中国製」のタグが取り除かれていたことが発覚した。

カイ・グループのHoang Khai会長は後に、スカーフが実際には中国から輸入されていたことを告白した。

このスキャンダルに加え、同社は模造品取り扱いの刑法にも違反していた。同企業が販売するシルク製品のサンプルを調査したところ、製品の情報ラベルには100%シルクで作られていると記載されているにも関わらず、シルクの成分は一切含まれていなかった。

またKhai Duc社で使用されていたインボイスのいくつかは税務機関が発行・管理したものではなかったことから、同社では税金・インボイス管理法にも違反している。

さらに、支店数店舗に納入された商品と同社の会計データの間に大きな誤差があることも監査人が発見した。これについて、Khai Duc社のマネージメントは理由を説明できていない。

同社製品の中には規制を満たす成分が含まれておらず、ブランドをつけられていないものもあった。

また同社のウェブサイトも誤った情報を消費者に対して提供している。Khai Duc社では、どこから仕入れたのかわからない商品も多く販売されていた。

カイ・シルクは30年以上の歴史を持つ、有名な高級ブランドである。このスキャンダルは多くの顧客に衝撃を与えた。

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最終更新:2018年01月20日

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