インドシナニュース

ベトナム:カイ・シルクの中国製品偽装販売スキャンダルの刑事捜査を商工省が要請

犯罪の疑いがあるとして、商工省がカイ・シルクの偽装販売スキャンダルに関する資料を警察に提出した。

同省は1212日、Khai Duc社のシルク商品数点に関する品質の検査が終了したことを発表した。

100%シルクのラベルがついているにもかかわらず、いくつかの商品にはシルクが全く含まれていないことが調査結果として判明している。

「同社は模造・低品質製品に関する規定に反しています。」と同省は説明した。

また必要なラベルが添付されていない商品や、必須情報が表示されていないものもあったという。

消費客に対する情報操作や原産地のはっきりしない商品を販売していた形跡もあるとMoITは付け加えた。

税関総局の統計によれば、Khai Duc社は2006年から2009年の間に中国やタイからファッション製品を輸入している。

しかしながら2009年以降、同社は両国からのファッション製品の輸入を停止している。

ベトナム国内の生産ユニットではファッション製品の生産や外部委託は行なっていない。代わりに、ショップや家庭用品ビジネスなどから製品を購入し、同社のブランド名である「Khaisilk®」や「stylised Khaisilk」、「Khaisilk Made in Viet Nam」といったラベルをつけ、全国の店舗で販売していた。

また税金や請求書の上でも違反が見つかっている。請求書のいくつかは税務代理が発行したものではない違法なものであり、またいくつかには誤った品目が記載されていた。

同社の会計データと支店数店で確認された製品に大きな差異があることを監査人は発見している。この違いについて同社は説明することができなかった。

MoITは省内での調査を進め、違反について明らかにしていきたいと述べた。

中国製製品販売の商業詐欺発覚を受け、商工省のTran Tuan Anh氏は10月末、 Khai Duc社の違反行為を調査するための調査団を結成する判断を下した。

11月初旬、絹取引の違反行為を明らかにした上で1215日までに首相に報告書を提出する様、Truong Hoa Binh副首相は関連当局に対し通達した。

カイ・シルク問題は、同ブランドから購入した商品が実際には中国製品だったというハノイの一企業によるFacebook上での投稿により10月に発覚した。

投稿によると、この企業は同ブランドのハノイ・ハンガイ店でカイ・シルクブランドのスカーフを60枚、それぞれ644000ベトナムドン(28米ドル)で購入した。しかしながらそのうちの一つにはタグが2つついており、「カイ・シルク ベトナム製」「中国製」と表記されていた。

購入者が残りのスカーフを確認したところ、「中国製」のタグが取り除かれていた形跡があったという。

カイ・グループのHoang Khai会長は後に、スカーフが中国から輸入されたものであったことを認めた。

Khai氏は謝罪の上、顧客に対する補償を申し出た。

カイ・グループは複数分野に渡って操業している。しかしながら、調査団が調査を行なったのはファッション製品の生産、外部委託、輸出入に関わる部分のみであった。

 

ベトナム ジャンル:
最終更新:2017年12月14日

このページのトップへ戻る