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ベトナム:繊維・縫製・履物部門が年間輸出目標を超過する見込み

ベトナムの主要輸出品目である繊維・縫製製品と履物製品の合計輸出額が490億米ドル(繊維・縫製製品:310億米ドル、履物製品:180億米ドル)になると予測されている。

ハノイで最近開催された繊維・縫製産業部門のビジネス談義において、ベトナム繊維協会(Vitas)のVu Duc Giang会長は今年の合計輸出額が目標を10億米ドル上回る310億米ドルに到達すると予測した。

Vitasの数字によると、10月末までの繊維・縫製部門の輸出額は、対前年比11%増となる257億に到達したと言う。

11月末までにこの数字は285億米ドルとなることが見込まれている。

VinatexLe Tien Truong社長によると、アメリカが環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)から撤退したことはベトナムの対米輸出に影響を与えなかったと言う。

「昨年のベトナム繊維・縫製部門の対米輸出は114.5億米ドルで、対前年比4.5%増でした。この上昇傾向は今年も続き、125億米ドルに到達することが見込まれています。」

ベトナム皮革・履物・ハンドバッグ協会(Lefaso)によると、履物製品の輸出に関しては10月末までの今年の履物製品輸出額が130億米ドルであり、対前年比13%増であると言う。

2016年の年間輸出額は130億米ドルであったが、今年の履物部門の年間輸出額は150億米ドルに到達すると予測されている。

ベトナム履物製品の主要輸出市場は引き続き、アメリカ、ヨーロッパ、中国、日本である。

ベトナム履物製品の総輸出額のうちアメリカが占める割合は35.3%41.7億米ドルであるが、対ヨーロッパの輸出額は対前年比10.5%増の36.8億米ドルとなり31.2%を占めている。

対中国の輸出額は対前年比30.3%増となる93000万米ドルで、同部門の合計輸出額の8%を占めている。月当たりの平均輸出額が1億米ドルであるため、今年の対中国合計輸出額は12億米ドルに到達するとLefasoは予測しており、翌年以降のさらなる成長につながると期待されている。

ASEAN市場では、ベトナムのインドネシアに対する履物製品輸出が対前年53%増加し、約3700万米ドルとなった。

その他市場に対する輸出額も急増している。例えば、シンガポールに対する輸出は45%増加し、インドに対する輸出は33.7%、ハンガリーに対する輸出は34%それぞれ増加している。

外国の専門家によると、今年の世界経済が昨年と比べて改善した他、中国でより技術の高い産業にフォーカスべく繊維・縫製・履物部門に対する投資インセンティブが減ったため、2018年から施行されるベトナムEU自由貿易協定のメリットを得ようと中国からベトナムに注文の一部が移行されたと言う。



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最終更新:2017年12月07日

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