インドシナニュース

ベトナム:ファッション業界が外資系ブランドによる買収の脅威に直面(後)

(前編より)



銀行は外国人投資家に熱視線

ホーチミン市住宅開発株式商業銀行(HDBank)のNguyn Th Phương Tho副頭取は、ホーチミン証券取引所に来年初頭に上場する前に、株式の20%を外国人投資家に3億米ドルで売却する計画を明らかにした。

彼女は、香港、日本、韓国資本の複数の外国人投資家に株式を売却するとしたが、ベトナムでは、一つの外国投資家の所有につき銀行株式の最大5%までしか認められていない。

HDBankの株式は現在、店頭市場(OTC)で270008000ベトナムドン程度で取引されている。

今年の第3四半期時点で、資金のレンダーは昨年同期比で3倍となる2兆ベトナムドン(約8820万米ドル)の税引き前利益が出たことが報告された。またその総資産は174兆ベトナムドン(767000万米ドル)にも達した。

HDBankは通年で24000億ベトナムドン(1580万米ドル)の税引き前利益を予想しているが、来年度はさらに39000億ベトナムドン(約17200万米ドル)に増加すると見込んでいる。

サイゴン商業銀行(SCB)ではまた、ノルウェー、インドネシア、台湾、中国本土からの銀行、投資ファンド、保険会社らの中から戦略的投資家を見つけるために話をしているとした。

財務能力の向上、リストラや不良債権処理の迅速化、開発の促進を図るために、金融業界からの参入者を探したい考えである。

SCBの最大の魅力は、政府が外資系パートナーにその株式の50%を売却することを許可された最初のレンダーであり、それによって少なくとも7億米ドルの調達が可能と予想される点である。

VPBankではまた数ヶ月前の株主総会において、法律で認められた上限値となる普通株式の5%を世界銀行の国際金融公社に売却することが承認された。

この動きは、現在外資系による株式保有が22.34%にも達するVPBankが、商業貸付金を株式に転換するのを促進すると期待されている。

アナリストらは、銀行が外国の戦略的投資家を探すにあたっての最大の障害は、外国人株式保有比率の上限を定めたDecree No.69 / 2007 /NĐ-CPであると指摘した。

それによると銀行の場合、外国人投資比率は30%までに制限されている。

この制限によって外国人投資家が経営に参画できる余地がなくなるため、彼らにとって銀行株を保有する魅力がほとんどない。

そのため多くの銀行は、この上限を3540%に引き上げるよう提案している。

SBV GovernorLê Minh Hưng氏はまた、銀行の外国人保有比率の上限を増やす必要性について、レンダーに潤沢な資金力をもたらすことによって投資家の誘致を促進させるだろうと強調した。

銀行にとっても資本金を増加させることは、今後バーゼルで要求される高い基準を達成する上で重要なタスクである。

しかしHưng氏は、ベトナムが世界貿易機関(WTO)に加盟して以来、この件は徹底的に議論され続けており、変更する前に慎重な検討が求められるため、外国保有比率の上限を上げることはそう簡単な問題ではないと述べた。

政府は場合により、外国人による所有比率の上限を引き上げるための特別な認可を与えるとしている。

銀行が外国人の所有比率の上限を引き上げたい場合は、正当な理由と共にその認可を求めなければならない。



ベトナム ジャンル:
最終更新:2017年12月04日

このページのトップへ戻る