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ベトナム:中国からの偽造品が国内市場を席捲(後)

(前編より)

しかしベトナムのシルク会社であるKhaisilkにおいて進められている犯罪捜査は、別の側面を明らかにした。この30年以上の歴史を持つ有名なベトナムの高級ブランドは、中国製のシルクスカーフに「ベトナム製」のタグを付けることを認めていたという。

この件においてさらに事態を悪化させたのは、あるハノイの企業がKhaisilkブランドから購入した商品について、実際にはそれらは中国産であることについてFacebook上で抗議したのが、このスキャンダルの発端となったことである。

ベトナム繊維協会のVu Duc Giang会長は地元メディアに対し、国内で流通している「ベトナム産」衣料品のほとんどは、実際には中国から密輸された偽造品であると述べた。

政府系のアンチ密輸団体の国家運営委員会389のメンバーであるLe Hong Son氏は次のように述べた。

「密輸業者はしばしば中国から商品を持ち込み、「ベトナム産」のラベルを貼った後、何の疑いも持たない消費者に密輸品を販売しています。」

「こうした偽造品は、お菓子、化粧品から電球、衣料品まで多岐に亘っています。」

中国製品につきまとう悪名が、信頼性の高い原産国にタグを置き換えるよう多くの企業に動機付けてきた。

ベトナム当局は今年上半期に約9万件の密輸品を摘発したが、この委員会によるとこれらの事案のうち1200件しか裁判にはかけられなかったという。

ハノイスーパーマーケット協会のVu Vinh Phu会長は、国内市場に蔓延する偽造品が消費者の地元製品に対する信頼を失墜させたと述べた。

Phu会長同様に、ビジネス研究・支援センターのVu Kim Hanh所長も、中国からの偽造品流入によって、多くの手工業村や企業が倒産の危機に瀕していると指摘した。

地元企業はまた、偽造品によって毎年数十万米ドルもの収益が失われていると訴えている。

専門家によると、国境警備部隊が貧弱であるために、偽造品がベトナム国内に流入可能となっているという。そのため国境警備の強化が必要であるが、中国との国境が長いために困難な状況となっている。

当局は偽造品がいったん地元市場に入ってしまうと追跡に多くのコストがかかるため、それらが国境を越えないようにする必要がある。

政府機関が状況を打破するのを待つ一方で、一部の企業では自衛する方法を見つけだそうとしている。

ハノイにある衣料品会社のオーナーであるNguyen Hong Nhung氏は、偽造品に立ち向かう唯一の方法は自社の製品を改善し続けることだと述べた。多くのアパレル製品のライフサイクルは短く、市場には数カ月以内に新しいデザインが登場すると彼女は指摘する。

「偽造業者よりも早く変革を起こすことです。デザイナーに資金を投じることに躊躇してはなりません。それがあなたを市場ゲームで勝利させる方法なのですから。」とNhung氏は言った。



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最終更新:2017年11月22日

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