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ベトナム:縫製産業、中国やミャンマーとの競合はより苛烈に

世界の縫製製品市場での競争はますます激化すると予想されている。中国ばかりでなく、ミャンマーやカンボジアもベトナムの強力な競争相手として浮上している。ホーチミン市で113日に開催された2018年の縫製輸出を予測するセミナーではこうした意見が発表された。

セミナー出席者は、縫製産業は優位性や可能性の問題に加え、国内企業が外国企業の下請け作業のみ行っていることにより、付加価値が低いことを問題として指摘した。ベトナム縫製産業の弱点はサプライチェーンが未発達であることで、その結果、他国と比較すると付加価値が低迷していると分析した。

ホーチミン市縫製・繊維・刺繍・織物協会(Agtek)のPham Xuan Hong会長は、中国、ミャンマー、カンボジアとのより苛烈な競争など、縫製業界が近い将来直面する問題を指摘した。

Hong会長は、障壁を乗り越え、競争力を高めるためには国内企業は労働者の能力を高め、生産の最大化と効率の改善のためにマネジメント手法を改善することだと述べた。

縫製産業を正しい方向に向けるべく効果的に戦略が実施されれば縫製産業は来年も成長を続けるとHong会長は予測した。特に、企業は新たな取引方法を模索しており、それによる付加価値の向上が期待できるという。

諸問題を解決し輸出用縫製製品の付加価値を上げるために、政府と関連省庁、部署は徐々に障壁を取り除き、周辺産業の発達と、縫製産業のサプライチェーン発展のための政策を実施してきた。

セミナー参加者は、9000万人の人口を擁するベトナム国内市場の十分な開発、米国、EU、日本、韓国など主要市場の維持、それに加えてアセアン、ユーラシア経済連合、インド、ラテンアメリカ等の市場の発展などの方策を提案した。

ファイバー生産、製織、染色等への外国投資誘致のためには適切な政策が必要であり、また、繊維・縫製産業でのスマートファクトリー推進への努力も必要となるだろう。



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最終更新:2017年11月15日

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