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ベトナム:カイ・シルクのレストランチェーンや不動産計画もドミノ倒し状態に

ニュースワイヤーのDantriによると、『中国製』シルクスカーフのスキャンダルを受け、カイ・シルクブランドのレストランチェーンや不動産プロジェクトではボイコットを受けていると言う。

中国から輸入したスカーフをベトナム製品として販売していたことが発覚し、消費者はここ数日間、カイ・シルクブランドのあらゆる商品をボイコットしている。

最新の情報によると、Au Menoir de KhaiNam PhanCham CharmTrois Pommesなどの高級レストランでは、スキャンダル後の客足がさっぱりと途絶えているという。

一方で、フーミーフンの都市部で進行中の数百万米ドル規模の不動産計画のいくつかでは、顧客が不動産計画の品質に不平を言いはじめ、価値が減額して来ている。

シルクスカーフで成功を収めた後、カイ・シルクブランドの創始者カイ氏はレストランや不動産にも事業を展開しており、現在では不動産計画の収益がグループ全体の総収益の大部分を占めている。

3500万米ドル相当のオフィス・ショッピングセンターの複合施設、1500万米ドル相当のタジマサゴキャッスル、18階建のカイ・タワーなど、現在カイ氏はフーミーフンの都市部にいくつものプロジェクトを持っている。

またカイ氏はカイ・タワーの近くに20階建のプライス・タワーを建設する計画を立てており、実現すれば2つのタワーの合計価値は4000万米ドルとなる。

評判や金銭的な損失に加えて、カイ・シルクは『中国製』スキャンダルに対する捜査も受けている。

とりわけ、ベトナム・ニュース紙によると、商工省Tran Tuan Anh大臣は関連当局との会議を開き、中国製品をベトナムの商標をつけて販売したことに対する対処を話し合った。

ハノイ・ホアンキエム地区のハンガイ通りにある店舗で、『中国製』と『ベトナム製』両方のタグがつけられた商品が見つかったことからスキャンダルは一斉に広まった。

Anh大臣によると、警察には関連書類を送付済みで、事件捜査が行われる予定であるという。

加えて、警察、税関、税務職員、並びにベトナム繊維協会、ベトナム標準消費者協会の代表による合同調査団が結成され、ブランドに対する申し立ても対する個別の調査が行われる。

またAnh大臣はハノイとホーチミン市の人民委員会に対しても、調査団に協力し、カイ・シルクグループ、Khai Duc JSC、およびハンガイ通り113番にある店舗における違反を調査する様要請した。

市場監視部門はスキャンダルに関連する情報を収集する予定だ。

スキャンダルが発覚してから数日後、カイ・シルクのHoang Khai社長はオンライン・ニュースペーパーのzing.vnに対し、カイ・シルクで使用されているシルクの半分が中国産で、半分がベトナムの工芸村から来ていることを認めた。しかしながら同氏は、カイ・シルクでは常に品質の高い材料を使用しているとも主張している。

なお、スキャンダル後、ハノイとホーチミン市にあるすべてのカイ・シルク店舗は閉店している。

1990年代後半の発売開始以降、カイ・シルクスカーフはベトナム人富裕層や外国人観光客に人気がある高級製品と位置付けられている。



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最終更新:2017年11月06日

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