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ベトナム:警察がカイ・シルクの『中国製』スキャンダル調査に乗り出す

一流シルクブランドの高級『ベトナム製』スカーフの半分が、実は中国製であった事が発覚し、ベトナムのシルク産業を大きく揺り動かしているスキャンダルについて、警察が調査に乗り出す見通しだ。

月曜に開かれた極秘会議を受け、商工省は本案件の書類をハノイ警察の刑事警察部門に引き渡す様命令したことを、公式ホームページ上で発表した。その後、全ての書類は警察に送付された。



タグの取り外しか

一流ベトナムシルクブランドであるカイ・シルクのスカーフの一つに『中国製』・『ベトナム製』の二つのラベルがつけられていることが発覚し、産地偽装の疑いが生まれたことが先週のニュースで大体的に取り上げられた。

フェイスブックユーザーのDang Nhu Quynh氏によると、当該のスカーフは彼女の兄弟がカイ・シルクに注文した1つ64万4000ベトナム・ドン(28米ドル)のスカーフ60点のうちの一つであったという。

Quynh氏の最新の情報では、残りの『ベトナム製』スカーフにも『中国製』のタグが切り離された跡が残っていると説明されている。

ブランドのオーナーであるHoang Khai氏はそれを受け、同社のシルクスカーフの50%が中国製であり、ベトナム製を装って販売されていたと告白している。

ハノイの市場監視局が日曜日に発表した報告書によると、シルクスカーフの供給が需要に追いつかなかったため、カイ・シルクの店舗従業員がいつからともなくタグを変えていたという。

ホアンキエム地区のハンガイ通り113番にあるショップはNguyen Thi Thu Ngaの名で登録されており、ホアンキエム当局の事業許可を受けている。

先週末以降、ハノイ店及びホーチミン市にある2店舗は店を閉めている。

商工省のTran Tuan Anh大臣はハノイ警察に対し、Nga氏のビジネスに違反がなかったかを調査する様命じている。

捜査グループには警察、税関、税務署員などが参加し、カイ・シルク製品に対する徹底的な調査が行われるという。

Anh大臣はハノイとホーチミン市の人民委員会に対し、各所でのカイ・シルクの活動を詳しく調査するよう要請した。

商工省のChu Xuan Kien副大臣によると、ハンガイ通り113番のカイショップの代表はNga氏であるという。

最終的な調査は管轄官庁が引き継ぐため、ハノイの市場監視役の報告書がカバーするのは初期成果のみであると役員は述べた。



信頼性の低い報告書

ホーチミン市に拠点を置くLP繊維カンパニーのV.A.営業部長によると、市場調査期間の報告書は信頼性が低く、容認することはできないという。

プロトコールに従えば、店舗で販売される全ての商品と収益は日々会社に報告されなければならないとA氏は述べた。

需要が高まった場合、店舗マネージャーは追加商品を供給するよう本社に連絡し、全ての商品がどこから供給されているのかをチェックしなければならない。

カイ・シルクの元パートナーによると、カイ氏はブランドオーナーとして、店舗経営のすべての段階を監督し、従業員による偽装が起こることを防がなければならないという。

こうすることにより企業の不正行為を軽減することができるだろうと元共同経営者は述べた。

ベトナム国際仲裁センターのTran Huu Huynh所長は、どんな場合であってもビジネスオーナーが全ての責任を負わなければならないとも付け加えた。

1990年代後半の発売開始以降、カイ・シルクスカーフはベトナム人富裕層や外国人観光客に人気がある高級製品と位置付けられている。

カイ・シルクでは財布、バッグ、ネクタイ、その他衣料品アイテムも取り扱っている。



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最終更新:2017年11月03日

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