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ミャンマー:労働連合は最低賃金として6600ミャンマーチャットを希望

最低賃金日額が4800ミャンマーチャットになることによって、一部の企業が倒産に追い込まれる可能性があると一部実業家からは指摘されているが、ミャンマー最大の労働者組織であるミャンマー労働組合総連盟(CTUM)は最低賃金日額6600ミャンマーチャットを目指して戦うつもりであるとCTUMの幹部が発言している。

CTUMU Win Zaw執行役員は、最低賃金日額が6600ミャンマーチャットになれば、労働者は高い生活費用をなんとか維持できるだろうと述べた。

「我々の調査・情報・戦略によると、労働者の生活費を賄うためには最低賃金を6600ミャンマーチャットとしなければなりません。」同氏はヤンゴンの記者会見で記者に向かって説明した。

「政府・労働者・経営者の各代表による、最低賃金に関する三者間会議で我々はこう提案しました。」

U Win Zaw氏は、翌年のミャンマーの最低賃金を制定する国家最低賃金委員会で労働者部門の代表を務めている。

ミャンマーの最低賃金は20158月に定められた3600ミャンマーチャット又は時給450ミャンマーチャットに固定されている。

労働・移民・人口省U Thein Swe大臣によると、102日に開催された新最低賃金に関する国家委員会で国及び地域委員会が提案した新最低賃金は、4000から4800ミャンマーチャットの間であったという。

これに対しBut U Win Zaw氏は、この提示額は経営者側に有利な数字であり、高い生活費で苦しむ労働者の事を考慮に入れていないと述べた。

CTUMは、最低賃金は6600ミャンマーチャットにすべきだという方針を守り通します。」

CTUMは最低賃金を見極めるために、労働者の日常コストに関する調査を国際労働機関の調査技術を用いて20176月から8月にかけて行っている。

別の執行役員であるDaw Khiaing Zar Aung氏によると、CTUMは食費、服飾費、生活費、教育費(新聞からの一般知識)、交通費、通信費、医療費など、労働者の日常費用を調査したという。

結果として、ヤンゴンの労働者が必要とする費用は1日あたり最低でも5634ミャンマーチャットである一方、サガイン地域が必要とするのは1日あたり4690ミャンマーチャットであることが判明した。

また、シャン州の労働者が必要とする額は1日あたり5529ミャンマーチャットであり、カレン州が使用する額は8915ミャンマーチャットであることも判明している。

「私たちが提示する6600ミャンマーチャットという額は現在の状況と物価を元に算出されました。この額で労働者の当節の日常費用をカバーすることはできます。しかしながら、貯金をするには十分な額ではありません。とU Win Zaw氏は述べた。

「新しい最低賃金が施行される前に基本物価が上昇すれば、労働者達にとって再び問題になります。」

月曜日、最低賃金日額が4800ミャンマーチャットになることによって一部の企業が倒産に追い込まれる可能性があると一部実業家から指摘がされた。

しかしながら先月ミャンマー縫製業者協会は、新しい最低賃金の数字について協会が協議することはなく、労働者・経営者・政府の三者間会議の結果がいかなるものであろうとそれを承認すると表明している。

また、国家最低賃金委員会は12月までに最終提案に至らなければならないという。

委員会の提示額が発表された後2ヶ月間以内に、労働者、経営者、地域員会は反対の意を表明し協議を行うことができる。ミャンマーの新しい最低賃金は2018年に制定される予定である。



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最終更新:2017年10月25日

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