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カンボジア:縫製労働者の住居確保に行き詰まり(前)

カンボジアの縫製労働者は地方にいる家族を養うために奮闘する一方で、自身が住む宿泊施設を確保するのに非常に苦労している。

カンボジアにある一部の工場では労働者に宿泊施設を提供しているが、その他の工場では地元の賃貸市場において労働者自身が確保する必要がある。国の最低月額賃金が153米ドルに設定されているものの、労働者の多くが得られる収入は非常に少ないため、彼らは住宅費を削ってやっと最低限の生活を送ることができる。

カンボジアの製造部門は多くが首都かその近隣に位置しており、1990年代半ば以降数十万人の雇用を創出してきた。縫製工場には新規労働者が安定して流入しており、その多くは他州出身の女性である。

35歳のYem Chhailimさんは、ベトナム国境付近にあるプレイベン州出身である。彼女はChakangre Leu地区にある、腐臭漂うごみの山に囲まれた小さな掘っ立て小屋に住むのに月30米ドル支払っている。そこは彼女が働いている工場から国道1号線で約1キロの場所にある。

Chhailimさんは20年間縫製工場で働いてきた。「私は約20年間工場労働者として働き、生活してきましたが、安い部屋に住み、暮らしは良くありません。」と彼女は自身の日常生活について語った。

Chhailimさんは月額153米ドルの最低賃金を稼ぎ、故郷の家族に100米ドルを送金している。70米ドルは彼女の5歳の娘と6歳の息子に、30米ドルは子供らの面倒を見る母親のためである。月30米ドルの家賃の家に住むという彼女の決定は、こうした状況にあるための苦肉の策であった。彼女は残業していくらかの残業代を得るが、月の給与が200米ドルを超えることはめったにない。

彼女の家路は、腐ったごみとよどんだ水溜りの上に建てられた険しい足場で終わる。それでも夫であるVinh Sienghoutさん(36歳)と共に住むこの家は、彼女が以前住んでいた月5米ドルの家賃で、他の労働者でいっぱいの蚊帳のような「賃貸」寮よりはるかにましである。

Chhailimさんはトタン屋根の傾いた部屋で食事の準備をしながら、Post Property紙に次のように話した。「私たちは雨風も十分に防げないこの小さな家に約30米ドルも支払っています。家の下の方からはゴミの悪臭も漂ってきます。」

だが彼女は元いた蚊帳のような寮から出ることができ、ホッとしたという。「当時私は雨が降ると、家が水浸しになるのではないかと心配していました。何人かの労働者は私よりさらにひどい家に住んでいました。」

「私はいつも、大きな木造の家で故郷の家族と一緒に暮らすことを望んでいますが、それはまだ実現できていません。」と彼女は続けた 「ここでの暮らしは厳しいですが、人々はフレンドリーで、まるで第二の故郷のように感じています。」

「私はいつも工場が快適な住居を提供してくれないかと望んでいますが、勤務開始以来約20年間、そのような場所が提供されることはありませんでした。」

 

(後編につづく)


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最終更新:2017年10月07日

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