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ベトナム:国内ブランドは海外ハイストリートブランドを恐れず

海外ファッションブランドのベトナム進出が進む中、国内ファッション産業はベトナム製品にもまだ十分な顧客が存在すると考えている。

2016年9月、スペイン資本のZaraがベトナムに進出し、開業初日の売り上げは55億ベトナム・ドンであったと発表した。

数日前、H&Mもベトナムに進出することを認めている。第1号店はホーチミンのVincom Dong Khoiに設置される。

6月9日、Old Navyもベトナム第1号店をオープンした。Mangoはベトナムに進出してから大分時間が経ち、根強いファンを獲得している。

ある国内ファッション企業の幹部は、国内市場はハイエンド、ハイストリート、ローエンドの3種に分類可能であると話す。

ベトナムのファッション企業はこの全てのカテゴリーで苦戦している。ローエンドですら、ベトナムブランドは価格とデザインでコピー商品や中国製品に負けている。

こうした状況の中、ニッチなマーケットを狙い、独自のデザインと手頃な価格で商品開発を行う企業もある。しかし、顧客から見れば、こうした製品は「安物や中国製品と比べれば多少は良い」程度でしかない。

一方、比較的高価格を設定し、時間をかけて商品を開発する企業もある。しかし、ベトナム企業にとって、Zara、MangoやH&Mと競っていくのはいばらの道であると企業幹部は語る。

ベトナムのオフィスウェアブランドNEMのNguyen Tiep広報部長は、全国に工場を持つのは同社だけであると話す。

NEMは海外のライバルを恐れていない。

彼は、海外ブランドは様々なマーケティングキャンペーンを行い、ベトナム人の外国製品好きな面を満足させていると話す。「正直なところ、Zaraよりはるかに良い製品を作るベトナムブランドもある」と彼は言う。

Tiep広報部長は、ベトナム人はひとつのブランドに忠実ではないと言う。ベトナム人消費者の好みの変遷がますます短期間になっていることを理解すれば、ベトナム企業は新たな商品を続々発表することで競争するようになるだろうと話す。

そのため、NEMは自社の競争力に自信を持っている。「NEMは全国に工場があり、工場に依存していない。そのため、2日間で新商品を立ち上げることができる。他のブランドでは2週間以上はかかる」と彼は説明する。

ブランディング専門家は、Zaraは価格面でベトナムブランドに勝てない、そして大多数のベトナム人にとってZaraの製品は高すぎると述べた。

Zaraは「ハイストリートブランド」に分類されるが、ベトナム人の収入を考慮するとZaraの製品は高額である。Zara製品は50-70%オフになってもまだ30-50万ベトナム・ドンである。


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最終更新:2017年08月09日

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