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ベトナム:バッグ類輸出額が世界第5位に

ベトナムの皮革生産技術の向上を受けて、多くのファッションブランドが生産の場を中国からベトナムへと移転していると業界専門家は語る。

ベトナム皮革・製靴・ハンドバッグ協会(LEFASO)は、ベトナムがハンドバッグ・スーツケースの輸出で世界の5.4%を占め、世界第5位であったことを最近発表した。

ベトナムでのハンドバッグ、スーツケース、バックパックの生産額は32億米ドルに上り、製品は世界の10大市場に輸出されている。世界の一流ブランドの信頼を勝ち取った工場も数多く存在する。

LEFASOのNguyen Duc Thuan会長は、同国の皮革産業は過去5年間、年率10-15%の成長を遂げているが、その成長の背後には国際的ブランドがハンドバッグの生産地をベトナムへと移転していることが挙げられると話す。

Thuan会長によると、ファッションブランドの多くが生産国を中国からベトナムへの直接外国投資へと転換しているという。

税関総局の統計では、2017年の1月から5月まで、ベトナム製スーツケース、バックパック、ハンドバッグの最大市場は米国で、輸出額は前年同期比6%増の5億5500万米ドルに達している。

EUが前年同期比8.2%増の3億6500万米ドルで第2位であった。

その他の市場への輸出では、日本が1.7%増の1億4650万米ドル、中国が6.8%減の5760万米ドル、韓国が0.4%減の5280万米ドルであった。

ハノイ社会経済開発研究機関経済調査部のNguyen Minh Phong部長は6月に、ベトナムのバッグ製造業者は輸出市場の多様化を進めるべきであるとし、特に米国とEU市場についてそれを強調している。

また、2015年のアセアン経済共同体(AEC)の設立がベトナムの皮革産業に新たな課題をもたらす、しかし、ベトナムはこれをチャンスとし、アセアン市場への輸出を拡大することができるだろうと述べた。

Phong部長は、AEC域内の方が原材料へのアクセスが良いことから、ベトナムのバッグ製造業者はタイ、マレーシアやインドネシアの同業者と協力し、より良いバリューチェーン構築やコスト削減、生産性の向上に務めるよう提言した。

国内のバッグ・スーツケース製造業者は主に海外投資企業の下請作業を行っているが、国内企業は投資を増やし、生産規模を拡大し、品質を向上させることで国内市場での地位を確立する必要がある。

現在でも中国が世界最大のバックパック・スーツケース・ハンドバッグの生産、輸出国であり、毎年、世界の生産量の40%以上を中国が占めている。


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最終更新:2017年08月08日

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