インドシナニュース

ラオス:政府が帰国出稼ぎ労働者のためのセンターを開設

ラオス政府は今月中に全国各県の労働・社会保障事務所にタイから帰国した労働者の統計収集と支援を目的としたセンターを開設すると発表した。

これらセンターは政府の支援を必要とするタイ国内の帰国労働者の正確な人数を把握することを目的としている。ルアンプラバン県で7月10日から12日に開催された会合で、ラオスとタイ両国は、現在ピンクカードを所有するラオス人労働者数を新たに把握するためタイに来月センターを開設することで合意した。ラオス労動・社会保障省労働能力開発部のAnousone Khamsingsavath部長代理は、不法滞在労働者問題についてのタイ側の労動管理担当者との会議ののち、ビエンチャンタイムズの電話取材に答えた。

現在、およそ7万1000人のラオス人労働者が暫定的な身分証明書類であるピンクカードを所有しタイに滞在している。「タイに滞在するラオス、カンボジア、ミャンマー人150万人のうちラオス人はおよそ10%を占める」とAnousone部長代理は話すが、ラオス人労働者で正式にタイ国内での就労を登録しているのはその半数しかいないという。ルアンプラバンでの3日間の会議を経てまとめられた合意書では、タイ政府は身分証明書を提出できるラオス人労働者の法的地位を確認するためのセンターを開設し、一方ラオス政府も、違法な状態にある労働者がタイでの正式な就労を目的としたパスポート取得のための帰国を希望する場合は支援することを約束した。

タイ労働省雇用部のWaranan Pitiwan部長は、ラオス政府は労働者がタイで職を得るべくパスポート取得のために5日間帰国することができるよう、一時的な再入国許可を出すだろうと述べた。両国の動きは、タイ国内での違法労働者問題を是正する事を目的としている。Pitiwan部長は、タイ政府は外国人労働者が出身国で国籍を確認しパスポートを得、就業許可証やビザなど必要な書類を申請するまでの一時的な手段として、身分証のない外国人労働者のためのピンクカードを導入したと述べた。「外国人労働者は縫製工場などで働くことができるが、伝統的なタイ刺繍などの手工芸などには従事できない。法により文化遺産と規定されるタイ伝統衣装はタイ人のみに許される」と彼は述べた。


無料レポート提供中!
~~ ミラン・コンサルタント ~~
ベトナムでのアパレル生産は
中国での生産とどこが違うのか?



ラオス ジャンル:
最終更新:2017年07月21日

このページのトップへ戻る