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ベトナム:Quang Viet社、繁忙期の売り上げに前向きな見通し

台湾の繊維メーカーQuang Viet Enterprise Co(廣越)は6月5日、ダウンジャケット販売の繁忙期を控えた年末までの事業見通しが前向きであると説明した。

台北に本社を置く同企業は、スポーツウェア・機能服の世界企業向けのハイエンドなダウンジャケットを生産しており、ナイキやアディダス、ノースフェイスなどをトップクライアントとして擁している。

「第一四半期と第二四半期の売り上げがそれぞれ通年の5%、25%のみであるのに対し、第三四半期は例年、売上合計の50%を占めます。」とIR(投資家向け広報)担当者は電話でのインタビューに応じた。

注文の見通しが明るいことに加え、ナイキからの受注増加に伴い、2016年通年の売り上げは昨年の90.4億台湾ドル(3億400万米ドル)から10%以上増加する見込みであると担当者は述べた。

出荷量は昨年910万点であったが、顧客需要の上昇から100万点であった今年の出荷予測を105万点にまで引き上げている。

コアとなるジャケット事業に加え、世界の繊維産業における市場シェアを高めるべく、Quang Vietは今年ベトナムでニットウェア工場を獲得する計画を立てている。

早ければ今年末までに完了する予定の獲得計画は、製品ポートフォリオを多様化し、閑散期の影響を和らげると期待されている。

Quang Vietでは国外での製品競争力を高めるためのもう一つの買収計画も浮上しているが、計画段階で止まっているという。

中期の生産能力拡大目標とし、同社は3年間でベトナムの2工場で130の生産ラインを追加する計画を立てている。

社内データによると、Quang Vietはベトナムで3工場、中国で2工場稼働しており、月間のアパレル生産能力は95万点である。

2017年5ヶ月間の累計売上は、昨年同時期の8億8750万台湾ドルから25.68%急増となる、11億1200万台湾ドルであった。

この成長は、世界的な繊維産業の地合い上昇に起因している。

第一四半期には、 1億7930万台湾ドルまたは一株あたり1.73台湾ドルの当期純損失を計上したが、売り上げは年間で7億8690万台湾ドル上昇している。

この結果は、3月末までの外国為替の損失4800万台湾ドルが主な原因であると同企業は説明している。

Quang Vietの株価は6月5日0.29%の値下がりとなり、170.5台湾ドルで終了するなど、0.68%上昇した台北為替市場の活発な動きよりも低い水準となった。

しかしながら同社の株価は本年中17%近く上昇しており、市場は利益予想通りの動きとなっていることが示唆されている。


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最終更新:2017年06月09日

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