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フランスおよび欧州へのベトナム繊維製品輸出を推進

     ベトナムの繊維製品の輸入国の中で、欧州は潜在力あり、広大だが、同時に気難しい市場の一つと評価されている。近年、ベトナムの繊維製品の、この市場への輸出は、力強い前進を遂げてきたが、いまだベトナム繊維業界の発展とこのフランス市場の潜在力を考え合わせると、バランスが取れているとは言い難い。

     2011年ベトナム製繊維製品の輸出金額は過去5年間で最高の38%以上の成長速度を記録した。

    さらに、様々な機会が市場を大きく開き、生産規模を拡大すると、ベトナムの繊維輸出企業各社は、欧州一般、さらには特にフランス市場で顕著な、価格、市場のニーズ、消費者の傾向の変化といった、様々な決して小さくない試練の前で対策をたてなければならなくなっている。

    ベトナム繊維製品のフランスおよび欧州市場への輸出金額を上げることを目的とし、2012年3月8日、スーパーBig Cが経営及び企業支援研究センター(BSA)及び高品質ベトナム製品企業会(DNHVNCLC会)と共同で「ベトナム繊維製品の、フランスおよび欧州市場輸出促進解法」と称する会議を開催した。

   これは、Big Cグループの「ベトナム製品の国内市場での販売を優先」「ベトナム製品の海外市場への輸出の宣伝強化」という従来からの宣伝政策活動イベントの一環である。長年に渡って、Big Cは、年間約1000コンテナー分の商品を海外に輸出するBig CDong  Naiにおける輸出室の設置や2011年11月のパリにおけるベトナム製品週間のプロモーションなど様々な活動を行ってきた。

   ホーチミン市の幹部代表、及び、在ベトナムフランス領事館、専門家諸氏、カジノ・グループからの高級講演者及びベトナムの繊維業界50社の代表らが参加した会議があった。

   現在のフランスおよび欧州市場の消費の傾向についての評価は、一部の専門家によれば、現在の経済衰退状況のため、欧州では、消費者は贅沢品を買い控え、安価な商品を選ぶ傾向がある。また、欧州の消費者の繊維製品についての関心度は、商品が環境にやさしいかが一番で、続いて、デザイン、サービス、品質、価格となる。

   在ベトナムフランス商工室(CCIFV)室長ギョーム・クルゼ氏は、ベトナム繊維製品の現在の長所と問題点を分析すると同時に、改善方法、どうすれば潜在力の引き出せるかを提示してくれた。そこから、さらにベトナム繊維製品のフランスおよび欧州市場への輸出の可能性を押し上げ、中国、バングラデシュや現在この市場を抑えている他のアジア諸国とも競争できる。

   ギョーム・クルゼ氏によれば、フランス市場は独自の特徴を持ち、小売業者同士の競争が激しいため、ベトナム繊維製品のフランス市場への輸出は14位で、欧州市場でも7位の位置にある。ギョーム・クルゼ氏によれば、フランスは、ベトナム繊維製品にとってまだ非常に大きな潜在力を秘めた市場である。ベトナム繊維業界の各企業はこの障害を乗り越えるために消費者動向の研究に投資を強化し、フランス市場への繊維製品の輸出を推進する必要がある。

   この10年間、カジノ・グループとBig C各店はベトナム製品の欧州市場への輸出活動を展開し、とくに、繊維製品はその中で毎年のBig Cの出荷総額の最大の割合を占めている。2011年、Big Cは生地、食品、雑貨を主要輸出3品目として2100万USD以上、カジノ・グループが拠点を構えている世界の9ヶ国に配送してきた。そのうち、生地の輸出は数量ベース対2010年比20%増し、出荷金額は800万USDに達し、水産食品、コーヒーあるいは縫製品をはじめとする多くの品目が各国で消費者に好まれている。

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最終更新:2012年03月19日

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