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ベトナム:残業時間上限引き上げの議論つづく

ベトナム国内では残業時間の上限を引き上げるかどうかについて賛否両論が議論されているが、他国での状況を見てみよう。

ベトナム人労働者の時間外労働は何時間まで許されるべきか。これが現在労働関係部局を悩ませている問題である。

現在提示されている労働法改正案では、労働・傷病兵・社会省は時間外労働の上限を現行の2倍まで引き上げ、年間600時間とすることを提案している。もう一つの案は、年間上限を撤廃し、労働時間の上限を1日12時間までとするものである。

今週、全国の労働組合を代表するベトナム総合労働連盟は、こうした動きは労働者の疲弊につながるとして、この提案に反対の立場を表明した。長時間労働に反対する人々は、残業が多すぎると労働事故やさらなるストライキにつながると警告している。

他国と比較すると、ベトナムの現行の上限残業時間は低めである。

米国には労働者の時間外労働の上限に関する規定はない。一般的に、労働者は1週間の労働時間のうち40時間を超過した分については残業として支払われなければならない。

一方英国では、労働者は労働時間を週48時間に限定する規定の適用を選択しない(オプト・アウト)自由がある。雇用者側は時間外給与を支払う代わりに代休の付与を選択することもできる。

ベトナム国立テレビVTVが行った最近の調査によると、ベトナム人労働者の多くがより多く稼ぐために1週間48時間の上限を超えて働きたいと考えているという。通常、時間外給与は通常の賃金の少なくとも1.5倍で、祝日の時間外労働では賃金の3倍になることもある。

有給休暇については、ベトナム人労働者は毎年、年間12か月の勤務につき12日間の有給休暇が付与されており、他のアジア諸国より有給休暇は多めである。


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最終更新:2017年01月18日

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