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カンボジア:日本向けのアパレル・履物輸出が急増

日本貿易振興機構(JETRO)の最新の統計によると、今年上半期のカンボジアから日本への縫製製品、履物の輸出量が大幅に増加した。

JETROの統計によると、今年1月から6月までのカンボジアから日本への輸出額は5億6500万米ドルで、昨年同時期の4億2500万米ドルから32.7%増加している。

商務省のSoeng Sophary報道官がクメールタイムズに8月10日に述べたところによると、カンボジア製品の価格の優位性から、上半期の日本への縫製品・履物の輸出が伸びたという。

「日本ではこうした縫製品や履物は生産していません。またカンボジアの縫製製品、履物は生産コストの低さから競争力が高いのです。カンボジアは日本と良好な関係を築いてきており、そのためカンボジア企業への発注も増えています」とSophary報道官は話す。

日本への縫製品、履物の輸出が順調であるとはいえ、カンボジア製造業は多様化の必要があるという声も多い。

カンボジア総合研究所の鈴木博CEO/チーフエコノミストは、カンボジアは外貨収入を縫製輸出に依存しすぎていると話す。

鈴木氏は低価格の縫製品から自動車、機械、電子製品といった高付加価値製造業への転換を提言する。

「経済の全体的な健全化のためにはこうした転換が不可欠です」と鈴木氏は話す。

鈴木氏はまた、製造業における国際的サプライチェーンの活用法について、カンボジアは日本から学ぶことができると話す。

現在のカンボジアから日本への主要輸出品目は縫製品、履物、砂糖、魚および魚介類である。

一方、カンボジアは機械、自動車、電子製品、牛肉、鉄、鉄鋼、医薬品等を日本から輸入している。

日本との貿易は不均衡であり、JETROのデータによると、今年上半期のカンボジアの日本からの輸入額は1億3400万米ドルであり、昨年同時期と比較してわずか0.9%の上昇に止まった。


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最終更新:2016年08月15日

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