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ベトナム:台湾の靴メーカーが生産工場規模拡張

台湾の巨大靴メーカーがベトナムを組立拠点として見ており、新規に生産工場を建設する。

台湾の元吉(Yuan Chi)グループ傘下のVega Balls Vietnamは最近、ベトナム北東部クアンニン省にて国営有力建材メーカーViglacera社が開発したDong Mai工業団地での投資証明書を受け取った。

それによれば、同社は第1期として、同工業団地に総額3300億ベトナム・ドン(1500万米ドル相当)投資して3万2400平方メートルを超える大規模な輸出向けスポーツウェア製造工場の建設を計画している。工場は2017年初め頃に稼働開始予定。

元吉グループは1949年に設立され、特にバスケットボールのスポーツ用品製造で知られている。同グループは中国に3工場、タイに2工場を操業、世界のバスケットボールメーカーのトップ5の1社に数えられる。

製品は主にアメリカとヨーロッパの市場向けである。

元吉の代表によると、ベトナムでの新しい製造工場建設の決定は世界中のスポーツブランドから注文が急増したことによるものだとしている。

同グループは2016年初め、クアンニン省のDong Mai工業団地に決める前に、ハイフォン市、ハイズン省、ヴィンフック省の工業団地を調査した。

同工業団地は、ベトナム北部最大の港であるハイフォン港・カイラン港の2つと隣接した好立地であり、輸出入の際の物資輸送に便利である。

ベトナム皮革履物協会(Lefaso)総書記Phan Thi Thanh Xuan氏は、台湾企業は、ビンズン省やドンナイ省といったベトナム南部全域に大規模工場の広大なネットワークを展開し履物分野にかなり多額の資金を注ぎ込んでいるという。

ナイキやアディダスのような世界的ブランド商品を専門に扱っている台湾の寶成工業(Pou Chen)グループだけでも、ベトナム中で数十社もの履物及びカバン製造子会社を持ち、輸出で生み出す利益は年間15億米ドルにも上る。

今年初め、ドンナイ省にある寶成工業グループ傘下企業Pou Sung Vinaは輸出製造拡大のため、数千人の労働者を募集した。

ベトナム中で複数の製造工場を展開する台湾の豊泰(Feng Tay)グループの年間輸出利益は5億米ドルに届きそうである。

豊泰グループ傘下のDong Phuong Dong Nai社はドンナイ省の生産工場を拡張し、工場敷地は4万平方メートル以上に達した。新工場は2016年末までに稼働開始予定。

履物分野は、2016年の輸出額目標である170億米ドルのうち、すでに63億米ドルを国にもたらしている。

大規模生産と、親会社の持つ幅広い顧客基盤という利点を活かして、外国直接投資企業は履物輸出市場の大半のシェアを保持しつづけている。


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最終更新:2016年08月10日

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