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ベトナム:高島屋、ホーチミン市にオープン

日本の百貨店高島屋が7月30日、ホーチミン市のサイゴンセンターに初めて店舗を開く。投資額は2500万米ドル。

これは同グループにとって、海外市場、とりわけ東南アジア市場の拡大の第一歩にあたる。

「店舗は完成段階に入り、開店の準備を行っています」と高島屋ベトナムの広報担当Phung Thi Xuan An氏は語る。

高島屋の店舗はホーチミン市中心部のLe Loi通にあり、5階建てで面積は1.5万平米。

同百貨店のオープンはベトナムの高級小売市場の幕開けを告げ、ベトナム南部に贅沢なショッピング体験の場を提供する。

ベトナムは若者人口が多く、中流層が拡大しており、東南アジアでも最も急速に経済成長しているために、イオン、高島屋、セブンイレブンなどをはじめ、多くの日本の小売業者の注目を釘づけにしている。

Vietnam Economic Times誌とのインタビューで、イオンベトナムのハノイのLong Bien店石川忠彦店長は、若者人口が多いというのはベトナムの小売分野の発展の大きなメリットだと語った。

「核家族も増えてきており、生活水準も上がっている」と彼は言う。

「そのため、消費財や娯楽サービスへの需要もこの先伸びていくでしょう」

ベトナム経済の自由化も進み、外資企業の進出も緩和されてきていると付け加える。

「海外の小売業者がベトナムに小売店舗を構える機会が増えてきます」

ベトナムの小売市場は多くの外国小売業者を惹きつけている。

米国のAT Kearney社が毎年発表する世界小売発展指数(GRDI)で2008年以降ベトナムは常に有望小売市場ベスト30の常連となっている。

中でも、一般スーパーとショッピングセンターは外資企業が着目する最も有望な形態と見られている。

しかしながら、最近のNielsenレポートでは、ベトナムでは従来型の小売チャネルもいまだ好まれており、現代的チャネルよりも5.4%高い成長率を記録し、100億米ドル規模の日用消費財市場の85%を保持している。

ベトナムの小売市場では最近企業買収も行われている。4月にはCasinoグループがBig Cベトナムを閉店し、タイのセントラル・グループに11.4億米ドルで譲渡すると公式に発表した。

Metro Cash & Carry VietnamもMetroグループからTCC Land International Pteに売却された。

商工省の数字では、2015年のベトナムの小売市場は1020億米ドルの規模と推測されている。700店のスーパーと132のショッピングセンターがあり、うち22が100%外資企業である。

2020年までの小売市場の成長率は11.9%で、2020年には市場規模は1790億米ドルとなり、そのうち45%を近代的な小売が占めるものになると見られている。


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最終更新:2016年07月30日

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