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ベトナム:ハニ族の伝統衣装

ハニ族の衣装には特徴的なスタイルがある。黒ハニ族の衣装と花ハニ族の衣装もそれぞれが異なるスタイルを持つ。

ベトナム民族学博物館の研究者Luong Van Thietは、彼らの祝祭用の伝統衣装を見れば違いは一目瞭然であると話す。

「ディエンビエン省、ライチャウ省の花ハニ族の衣装は森の花のようにカラフルです。彼らは自然の近くに住み、衣装にその自然を反映させています。主要色は赤で、そこに白、黄、緑の文様が組み合わせられています。花ハニ族の女性は美しいタッセルのついた帽子を被ります」

ハニ族の女性は5-6ヶ月をかけて衣装一式に刺繍を施す。衣装は文様や金属片で美しく飾られている。

花ハニ族の衣装がカラフルで複雑な刺繍で飾られているのに対し、ラオカイ省の黒ハニ族の衣装はシンプルでエレガントである。

黒ハニ族の衣装は黒を背景に青または白で文様を刺繍する。子供の衣装や帽子はカラフルである。黒ハニ族の女性はしばしば人造毛の巻き髪をつけるが、これは装飾性に加え日光や雨を避けるためでもある。

既婚女性は髪を編み、頭の周りに巻きつけ、その後スカーフを被る。

民俗学者のTran Huu Sonは言う。「黒ハニ族の女性は、藍色のスカーフをかぶっていれば既婚という意味です。ハニ族の人々は、魂は頭部に宿ると考えています。既婚女性はスカーフを被ることで魂を守らなければならないのです」

ハニ族の男性はシャツ、パンツ、ベルト、頭部のスカーフというシンプルな装いである。シャツは前ボタンで身体にフィットしている。パンツはゆったりとしておりウエスト部分を布のベルトで結ぶ。

布や文様は自然との調和を尊ぶハニ族の文化とライフスタイルを反映している。ハニ族の人々にとっては、伝統的衣装を作り、着続けることは将来に文化を受け継いでゆくひとつの方法なのである。


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最終更新:2016年06月18日

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