インドシナニュース

カンボジア:商標保護の重要性を再確認

商業省の新大臣であるPan Sorasak氏は4月26日、他企業の知的財産権を侵害する個人や企業に対し、商業省は違反者に対して適切な手段を取る準備があると警告した。

大臣は世界知的財産の日を記念したイベントで「知的財産は特に知的、革新的な製品を持つ中小企業にとって取引に重要な役割を果たします。商業省は法に従い、偽造品を厳重に取り締まります」と語った。

カンボジアで成長しつつある起業家らを保護するためには、商標保護についての認識を強化することが重要であると大臣は話した。

商業省によると、カンボジアでは現在44,636件の商標が登録されており、14,651件は期限切れとなっている。8,300件近くが承認待ちとなっている。

商業省知的財産部のSim Sokheng部長によると、2015年には総計6,284 件の商標登録申し込みを受け付けたという。2016年の第1四半期には1,500件近くの申し込みがあり、前年同時期と比較して10%の伸びとなっている。

「商業省は知的財産権保護を促進してきており、今後も申し込みは増加すると考えています」とSokheng部長は話す。Kampot pepper、コンポンスプーのパーム砂糖、カンボジア音楽などを著名な保護対象の例として挙げた。

カンボジアの法律事務所、Sciaroni and AssociatesのシニアパートナーであるBretton Sciaroni弁護士は、偽造品はブランドの評判を低下させるものである一方、知的財産権の保護は投資家の信頼につながると話す。

「カンボジア国内でも国際的にも、商標保護にはまだ多くの問題が残ります。どこのマーケットでも、偽造CDやDVDのみならず、タバコ、アルコールや衣類に至るまで偽造品を見つけることができます。商標保護を実現できれば、カンボジアは投資家にとってより魅力的になります。実現できなければ、投資家からの信頼は低下するでしょう」とSciaroni弁護士は述べた。

インターネットとテレコムサービスを提供する新企業Kingtel Communication LtdのUn Chanboran販売・マーケティング部長は、同社は商業省の商標認可を待っているところであると語った。

「商標の不法な使用で企業の評判に傷がつくことを懸念しており、商標とロゴの保護は当社にとって非常に重要な問題です」とChanboran部長は話す。

 


無料レポート提供中!
~~ ミラン・コンサルタント ~~
ベトナムでのアパレル生産は
中国での生産とどこが違うのか?



カンボジア ジャンル:
最終更新:2016年05月02日

このページのトップへ戻る