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カンボジア:J.C.ペニーのサプライヤーの労働者ら、未払い賃金を求めて抗議活動

プノンペンPor Senchey区の米国の小売り大手J.C.ペニー向けの製品を提供する工場の何百人もの労働者らが閣僚事務所と労働省に向けてデモを行う予定だ。3月21日に同様のデモ行進が予定されていたが差し止められていた。

1年以上Win Shingtex (カンボジア)で勤務したHath Yum氏(25歳)はKhmer Timesに対して、会社が今月初めにすべての労働者と職員に対して契約の解除を発表したものの、法律上義務付けられている支払いを行っていないと明かした。

「会社は常に解決策を求めるために交渉を行うと労働者と約束していましたが、今のところその約束は尊重されていません。会社の無責任な行為に耐えることはできないため、首相と労働大臣に対し助けを求めようとデモ行進を行うことにしました」と氏は言う。

Yum氏は自身の契約が3カ月のみの固定された期間であり、会社に対して賃金やその他手当てを求めるために他の労働者らと抗議活動に加わると言う。

「私の給与のみを計算すると、一か月に170米ドルほど稼いでいますので500米ドル以上受け取れるはずです」と氏は言う。「労働法のもと保証されているすべての手当てを受け取るまで抗議活動を続ける予定です」

Yum氏は家賃、電気代、水と食料を支払うためにお金が必要だと言う。

「抗議活動の間は両親からお金を借りる予定です」と彼女は言う。

3月21日に500人以上の労働者がフン・セン首相邸、閣僚事務所と労働省へ抗議デモを行おうとしたが、政府役人らが制止し非公式の話し合いが行われた。抗議活動を行う人たちはこれが政府関係の建物に近づくことを妨げるための策略だったのではと考えている。

労働者の代表でカンボジアの衣服労働者の民主的な連合(C.CAWDU)副会長であるRann Khemara氏は3月22日に行われた会社の代表と労働省の間の交渉が、会社側が労働者らの賃金、報酬やその他手当ての50%しか支払うことにしか合意せず行き詰ったことを明らかにした。

「あまりにも低い値であった為、会社側が提示した内容に労働者らは賛成しませんでした。労働者は一生懸命会社に対して働いており、会社がこのようなことを行うのは不公平です」とKhemara氏は述べた。

氏は労働者らが労働省に対してWin Shingtexが労働法を尊重するよう求め、会社と二度と交渉を行いたくは無いとの考え方を付け加えた。

「交渉と調整は終了しました。(労働省に対して)まだ交渉を続いているようであれば何のために法律を制定したのでしょうかと申し上げました。皆が法律を尊重すべきなのです」と氏は労働者が交渉を行うよう強制されるようであれば恩恵を失うのは労働者側だと述べた。

Better Factories Cambodiaによる報告によればWin Shingtex(カンボジア)は同じShingtexの名前のもとダンコール地方で工場を操業していた。

Win Shingtex(カンボジア)の当局者からはコメントを得ることはできなかった。

Khemara氏は、3月23日午後に開かれる労働省との会合を前に閣僚に対して申し立てを行う準備を行っていると述べた。

申し立ての内容は、労働者らがWin Shingtexが行わないのであれば閣僚に対して満額の賃金を支払うよう求めると言うものだ。

労働省の労働争議調停委員会事務次長Vong Sovann氏は、同省は労働者に対して早急に解決策を求めたいと述べた。

J.C.ペニーは同社の倫理規定の中で「すべての賃金、残業手当、児童労働やその他の賃金や時給に関する法律や規則に対する責任を持つ」と規定しており、「サプライヤーに対してもこの規則を守ることを求める」と言う。

 


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最終更新:2016年03月26日

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