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ベトナム:旧正月後輸出に追われ、にぎわう企業

ホーチミン市の多くの企業が長いテト(旧正月)休暇明けすぐに輸出を開始した。多くの企業はこれから年間を通して忙しく過ごすことのできるくらいの注文をすでに受けている。

Binh Minh Garment Joint Stock Company社長のVo Quoc Hao氏は旧正月の翌日の2月15日に委託されていた1万枚のシャツを日本に輸出した。

氏によればこれは2000万米ドルに相当する300万枚のシャツの契約の一部だと言う。

同社は米国と日本を最大の顧客として今年16%の成長を目標に掲げている。主製品はズボン、シャツ、Tシャツ、スポーツウェアだ。

胡椒、カシュー、コーヒーやその他農作物を輸出するIntimex Group会長兼社長のDo Ha Nam氏は旧正月後、先月と比べて20%増の同月の輸出注文を満たすために極度の緊張感のなか働かなければならなかったと語る。

Nam氏は農作物に対する需要が世界的に高まっているため、今年は農作物の輸出にとってはさらに増えると語る。

一方でベトナム企業は製品の競争力の改善に取り組まなくてはならないとも語った。

Thang Loi Textile Garment JSCは業務が再開された後の初めの一週間でそれぞれドイツと米国に約3万米ドルの衣料品のコンテナを輸出する予定だ。

Gia Dinh Shoes Co, Ltd取締役Nguyen Chi Trung氏はスペインにファッションの靴を1万3000-1万4000足輸出する準備を整えている。外注価格は合計2万米ドルだ。

主に中国から移ってきた外注の注文が今年多いが、競争率が高いために増加はしていないと氏は言う。

Truong Thanh Furniture Corporationは今週、米国に15万米ドル相当の木製製品の引き渡しを行うため出荷準備を行った。

同社の社長Vo Truong Thanh氏によればすでに9月までの注文を受けており米国や日本からもさらに受注する予定だと言う。

多くの輸入業者は、ベトナムがすでに締結したか、もしくは今後締結する予定の自由貿易協定の恩恵を受けようと中国からベトナムへ注文を変更しているという。

Thanh氏は今年米国と日本に対する輸出が急激に拡大し、EUに対する輸出も回復すると見込んでいることから25%の輸出の伸びを期待している。

木工業は自由貿易協定、特にTPPから恩恵を受けるため、氏は同社でこのチャンスを生かそう対策を講じてきたと言う。氏によれば最近事業を拡大するためにビンズン省にある韓国企業を買収し、今後販売促進を強化し営業や国際的なマーケティング業務における従業員のスキルを高める予定だ。

Lien Phat Co, Ltd社長のTruong Thuy Lien氏はここ2年間で輸出が拡大したと述べる。

同社では米国からの新規顧客も常連となるなど、3四半期にわたり輸出注文が入っているという。

昨年多くの米国の靴輸入業者が工場を訪れ、外注契約を締結する前に同社の生産チェーン、企業の社会的責任(CSR)やその他の面を調査した。

「これら新規顧客に対しては3月から輸出を開始します」

同社では新しく労働者を雇用し生産を拡大したことを明らかにした。スプーンやフォークを製造する韓国のYujin Vina、リンチュン1の日本企業Sai Gon Precision Co, Ltdなど、ホーチミン市に拠点をおく工業団地の日本や韓国の企業の多くは年末までかかる輸出注文があるという。

 


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最終更新:2016年02月25日

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