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カンボジア:組合側は最低賃金要求額の減額で合意

縫製産業労働者の最低賃金についての交渉が継続する中、労働組合の代表者らは10月2日、企業側からの譲歩を条件に労働組合側の提案も軟化させることで合意した。

しかし、2日に開催された政府の労働諮問委員会への出席者らによると、カンボジア縫製業協会(GMAC)側からは譲歩は得られず、GMACは現行の月額最低賃金128米ドルから3.5%の賃上げという提示額を保持している。

労働組合側は今週、提示額を168米ドルとすることで合意している。これはいくつかの組合が求めていた207米ドルからは大幅な減額となる。

10月2日、自由貿易組合のアドバイザーであるMann Senghakは、要求額を再び下げることを決定したと話した。しかし同時に、企業側が提示額を上げることも要求した。

「組合側は増額割合を31.74%から27.8%へと下げ、提示額を163.58米ドルとすることで合意しました。企業側ももう少し譲歩できるはずです」とSenghak氏は話す。

「しかし今朝の会合では、企業側は提示額を上げませんでした。生産性や市場での競争などの問題を持ち出し、3.5%増額という姿勢を変えませんでした」

Senghak氏は、企業側が組合側の譲歩を考慮せず、提示額を上げない場合は、組合側も提示額を168米ドルに戻すという。

他の2名の組合リーダーである労働者運動共同組合のKen Chhenglang副会長、カンボジアアパレル労働者民主組合連合のAth Thorn代表はともに、企業側が高い提示額を出すのであれば、164米ドルを提示する計画に合意したと話す。

しかし、カンボジア労働組合連合のYang Sophorn代表は、その計画には合意できないと話す。「163米ドルまで提示額を下げたら、労働者らは十分な生活費が得られません」と彼女は主張する。

10月2日、カンボジア縫製業協会の代表者らのコメントを得ることはできなかったが、過去に彼らはインフレ率を上回る賃上げは不可能だとコメントしている。インフレ率は3-4%となっている。

 



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最終更新:2015年10月06日

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