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ミャンマー:ハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーが縫製労働者らを訪問

ミャンマーを初めて訪問したハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーは8月1日、野党指導者アウンサンスーチー氏とともに縫製業界で働く女性が置かれている立場について知るため、縫製労働者らと面会した。

オスカー受賞者であるジョリーは、国連の難民弁務官事務所の親善大使も務めており、7月29日にミャンマーに到着したのち、首都ネピドーでテイン・セイン大統領や紛争下にある北部カチン地方の性暴力被害者らと面会した。

8月1日、ジョリーはアウンサンスーチー氏と彼女のヤンゴンの自宅で面会し、その後2人はヤンゴン西部郊外のHlaing Tha Yar地区で、ミャンマーでは女性が大多数を占める繊維業界の労働者らをその居住区に訪問した。

2人は労働者らが滞在するホステルに到着すると花束で出迎えられ、ハリウッドスターとミャンマー民主化の象徴を一目見ようと数十人が集まった。

野党国民民主連盟がフェイスブックに出したコメントによると、ジョリーとアウンサンスーチー氏は労働者らに居住環境や労働条件について、そしてさらなる教育についての希望を尋ねた。

労働者の権利や安全への懸念から、近年アジア各地で縫製産業への注目が高まっている。

2011年に数十年に及ぶ軍政が終了し、孤立状態にあったミャンマーにも政治的・経済的な改革で新たな産業が誕生し、ミャンマーの縫製労働者は賃上げと労働環境の改善を求めて抗議活動を行うようになった。

英国大使館によると、ハリウッドスターのミャンマー訪問はアウンサンスーチー氏の招待によるものという。英国大使館はアンジェリーナ・ジョリーとともに性的暴力の加害者起訴を推進する性的暴力防止イニシアチブに取り組んでいる。

8月1日、カチン地方での被害者らとの「心動かされ、頭が下がるような」面会ののちに、ジョリーはミャンマー政府に対し、性的暴力の加害者に裁きを受けさせるよう要請した。

ジョリーはカンボジアへの短い訪問ののちにミャンマーに到着した。カンボジアで彼女はNetflixで配給予定の、戦争で傷ついた子供の目を通して見たクメールルージュ政権についての映画を監督することを計画している。

彼女のカンボジア訪問へは同国出身の養子である14歳のマドックスが同行した。

ミャンマーは未だに国境地域各地での紛争問題に悩まされており、政府は11月の総選挙を前に、各地の反政府組織らと全国的な停戦を図ろうとしている。

カチン地方では2011年の内戦勃発以来、およそ10万人もの人々が住居を追われる事態となっている。



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最終更新:2015年08月04日

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