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ベトナム:自由貿易協定前に外国投資家からの大型投資続々と

2015年上半期、ベトナムの繊維産業には大量の外国投資が流入した。2015年末までに締結される貿易協定への期待からこうした動きが活発化していると捉えられている。

サイゴンタイムズオンラインが7月1日に報じたところによると、台湾資本のPolytex Far Eastern Companyがホーチミン市に隣接する南部ビンズオン省に製糸工場建設の認可を与えられたという。

この計画は今年上半期ではビンズン省最大規模の外国投資案件であり、第1期の予算は2億7400万ドルであるとサイゴンタイムズオンラインは報じている。

第2期には7億から10億米ドルの投資を計画しているとの投資企業代表者の話が報じられている。

この計画はPolytex社のベトナムにおける3番目の拠点であり、ベトナム製品を主要市場に無関税で輸出できる、米国主導の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)締結後の利益を想定してのものであると同社代表は語っている。

一時、ホーチミン市と南部ドンナイ省、タイニン省では、労働力の過集中と環境汚染の恐れから繊維部門への外国投資が制限されていたが、最近、総投資額11億2000万米ドルに及ぶ3件の事業が認可されたと報道されている。

計画投資省下の海外投資庁の最近の報告によると、これらは6月20日までにベトナムで認可された外国直接投資案件でも最大の事業であり、新規案件全体の投資額の29.2%を占める。

認可された3案件のうち、トルコ資本のHyosung Istanbul Tekstil Ltd.のドンナイ省の製糸工場が投資額6億6000万米ドルで最大であり、ホーチミン市の英国資本のWorldon Vietnam Ltd., Co.が3億米ドルでその後に続く。

3番目は香港資本のLu Thai Textile Co. である。

外国投資庁によると、ベトナムは6月20日までに757件、前年比21%減の38億3000万米ドルの外国直接投資案件を認可している。

一方、既存事業への投資は16 億5000万米ドル登録されており、こちらは前年比17%の減少であった。

 



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最終更新:2015年07月13日

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