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カンボジア:ストライキ中の縫製労働者に職場復帰命令

プノンペン地方裁判所の資料によると、同裁判所は賃上げと労働環境の改善を求めて1週間以上ストライキを行っている数千人の縫製労働者に職場復帰を命じた。

世界的なファッション販売企業であるH&Mの納入業者であるM&V International Manufacturing社の従業員らは、月額交通費の10ドルから15ドルへの増額と毎日1ドルの昼食代の支給を含む17項目の要求事項を経営者に提示し、5月19日に職場を放棄した。

この件は先ごろすでに調停委員会にかけられており、調停員はストライキ中の労働者(職員、労働組合員によると総従業員3000人のうち約2000人)に5月23日に職場復帰するよう命じていた。

従業員側はこの強制力のない決定を無視したため、この件は地方裁判所に持ち込まれることとなった。5月26日発行、27日入手の裁判所の文書によると、Heng Kesarou判事は従業員に対し「文書受領後48時間以内に職務に復帰すること」を命じ、裁定は追ってなされるとしている。

「48時間以内に正当な理由なく職務に復帰しない従業員は、深刻な違反行為を働いているとみなされる」とKesarou判事は記している。

カンボジア労働組合連盟を含む8つの労働組合は、「従業員らを扇動するような全ての行為を停止する」よう警告を受けた。

「5月19日のストライキとその後に続いた組合主導の数々のストライキは、労働法とその定める手続きに則った行為ではない」とKesarou判事は続けている。

32歳の従業員Hem Sreyneangは、裁判所命令に従うが、要求が受け入れられない場合はまたストライキを始めるつもりだと話した。

「私たちは7日間の猶予を与えてからストライキを開始したので、このストライキは合法です」と彼女は主張する。

労働省の労使問題委員会のPrak Chanthoeun委員長は、労働組合に対して協議開催を通知したが、同時に事態を複雑化させないよう警告したと話す。

 

 



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最終更新:2015年06月02日

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