インドシナニュース

カンボジア:シルク産業の復活へ向け、委員会設置

待望の全国シルク委員会(NSB) - カンボジアシルク産業の規制強化と投資家の信頼を高めることを目指す産業体が、来年半ばまでに設立されると、12月16日業界代表は述べた。

計画されている全国シルク委員会顧問Pheanuroth Sisowath氏は、生糸生産者とシルク製品メーカー間のネットワーク構築を目的としたワークショップで、業界の取組の調整を支援するために組織が設立されれば、投資と輸出の両方の機会が増えるだろうと述べた。

「シルク部門は経済成長に有意であると考えられています。この業界にとって大きなチャンスです。私は全国シルク委員会(NSB)が設立されると、シルク部門を活性化させる財政的支援がたくさん起こると信じています。」と彼は言った。

新委員会は2015年初期から半ばに設立されると、Sisowath氏は言い足した。

「NSBの設立に関連する政策が策定されており、次の段階は閣僚会議に提出して検討し、その後首相に了承してもらうことになります。」と彼は言った。

NSBは元商務相大臣のCham Prasidh氏によって昨年6月に初めて提案された。彼は2013年7月の総選挙後すぐにNSBが設立され実行されるだろうと予想した。しかし委員会の設立は、省庁が代表団の任命に関与し対策の調整をしなかったため遅れていると、商務相スポークスマンは6月に語った。

業界代表によると、シルク部門はこの数年間で最大限まで落ち込んでいるため、新委員会はすぐに設立されない。

「目的は輸出を後押しすることです。しかし生産が1トン未満である場合、私たちは何を輸出できるでしょうか?」カンボジアの手作り製品を支援する組織Artisan Angkor Cambodia事務局長のMen Sinoeun氏は問いかけた。

Sinoeun氏によると、ゴールデンシルクの生産はカンボジアで育った蚕からしか取れず、2008年には年間10トン取れていたのも今日では年間1トン未満しか取れていない。

「しかし年間約300トンもの需要があります。」と彼は言う。

バンテアイメンチェイ州のシルク生産者であるMom Sothoeuthさんによると、ゴールデンシルクの価格は5年前1kg当たり60ドルだったのが今日は90ドルに上昇しているのだが、生産者らに業界に残る意欲を出させるまでにはないという。

「私たちは蚕の世話をし、絹を生産して、最終製品の織物を造りますが、つけられる価格は割に合わないものなのです。」と彼女は言った。

蚕を育てるのに使われる桑畑の多くは、生産者らがゴールデンシルクで生計を維持することができないため、徐々にキャッサバに置きかえられたと、Sothoeuthさんは言い足した。

「今までのところ、残りの生産者はゴールデンシルクを生かしておくために苦労しています。全国シルク委員会で、市場が拡大され価格が上昇されることを願います。」と彼女は言った。

 

 



無料レポート提供中!
~~ ミラン・コンサルタント ~~
ベトナムでのアパレル生産は
中国での生産とどこが違うのか?



カンボジア ジャンル:
最終更新:2014年12月27日

このページのトップへ戻る