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カンボジア:フランス繊維縫製協会がアパレル企業の技術訓練を実施へ

フランスの繊維縫製協会Evallianceは10月30日、カンボジア縫製業協会(GMAC)と縫製業界の中間管理職層を対象とした訓練の実施についての協定文書を交わした。

プノンペンで行われた署名式典の席上、カンボジア縫製業協会会長Van Sou Ieng氏はこの協定はより洗練された製品を生産することでカンボジア縫製産業の付加価値となる効率性の向上をはかり、そうした製品をいずれEU諸国に輸出することを目指すものであると話した。

「カンボジアの工場は、発注者からデザインと原材料を渡されるだけの下請けから脱しようとしています。」とIeng会長は言う。

縫製業協会の統計によると、2012年のカンボジアからEUへのアパレル輸出は14 億米ドルであったが、2013年末には18億ドルへと増加している。

今回の協定により、Evallianceはフランスのファッション業界から専門家を派遣し、中間管理職を対象にデザイン及びスタイルに関する訓練を実施する。協定には両者がデータと情報のさらなる共有を進め、両国の企業間の新たな情報交換の機会を設けることも含まれている。

EvallianceのJean Francois Limantour会長は、カンボジアには大量に、高品質のアパレル製品を輸出する潜在的な可能性があると話した。

「第一の目標は輸出を増加させることです。2番目の目標は、付加価値の向上、品質と創造性の向上でカンボジアの繊維アパレル産業の競争力を明らかに向上させることです。」とLimantour会長は話し、最初の訓練過程は12月に開始される予定であると付け加えた。

商業省広報官Ken Ratha氏は今回の協定を歓迎し、この訓練によってカンボジア国内での原材料の生産にもはずみがつくことを期待すると話した。

「カンボジアの繊維縫製業では原材料の輸入により多くの付加価値を失っています。国内生産の原材料を使って国内で製造できれば、付加価値を大きく向上することができます。生地、染色工場が必要です。そうすればいずれ、カンボジアの労働者を単なる集約的な労働力から、熟練労働力に転換することができるでしょう。」とRatha氏は話した。



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最終更新:2014年11月08日

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