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カンボジア衣料製造協会発表、2014年は受注減少

カンボジア衣料製造協会(GMAC)では、繊維部門は不安定な状況が続いているために2014年末まで期間の見通しは暗いと予測している。

プノンペンポスト紙に提供された調査結果のサンプルでは、GMACのメンバー247社のうち50%は、年末までの期間の生産を満たすのに十分な注文を持っていないと述べた。約160社の工場では受注が平均40%減少し、26%は受注不足が原因で生産ラインの閉鎖や部分的な操業停止を余儀なくされていると述べた。

「私たちは絶えず続くストライキの脅威にさらされているので、バイヤーはここの安定性や工場の供給能力に自信を持てません。実際の供給能力はあるのに、労働組合がストライキを起こすぞと脅迫するからです。」と、GMAC会長Ken Loo氏は月曜日に語った。

受注を減らした主なバイヤーは、多数の小規模バイヤーに加えて、ウォルマート、H&M、リーバイ•ストラウス、アディダスの名を工場側は挙げた。

昨日連絡を取ると、ウォルマートもH&Mもリーバイ•ストラウスも誰もカンボジアでの注文の状況について直接コメントしようとはしなかったが、全社いずれも繊維産業の安定性を求め、労働者の権利を尊重するとした。

「供給できるか、逆に、生産崩壊するかの予測は、リーバイ•ストラウスだけでなくカンボジアから商品調達しているブランド皆にとっての関心事です。リーバイ•ストラウスにとっては、カンボジアでの労働者弾圧や人権抑圧も非常に深刻な問題です。」とリーバイ•ストラウスの広報担当者は電子メールで述べた。

GMACの調査は激化している繊維産業の最低賃金をめぐる議論となっている。

月曜日8人の組合指導者は、要求が真剣に検討されていないことを確信して、最低賃金の議論が昨年と同じように受け入れられないなら、全国ストライキをすると記者会見を開いた。

昨年12月25日から10日間にかけて行われた最低賃金に対するストライキでは、1月3日治安部隊が実弾を発砲し、少なくとも5人のデモ参加者が死亡した。

労働組合は月曜日の会見で、現在月100ドルの最低賃金を177ドルに上昇することを要求した。

Loo氏は、GMACのデータの時期は月曜日の労働組合の発表とは一切関わりがないと否定した。彼は繊維産業の混乱に対するバイヤーの反応を実証するため、また110ドルの賃上げは繊維部門で払える最大値であるというメンバー各社の見解を支持するため、労働組合、政府、労働諮問委員会とこの情報を共有したと述べた。

「これ以上引き上げるとなると、工場にはそれだけの賃金を払う余裕がなく工場を閉鎖しなければならないことになります。最低賃金の引き上げはカンボジアでの工場稼働継続をさらに困難にします。」とLoo氏は言った。

労働人権団体連帯センターのカンボジア所長Dave Welsh氏は昨日、GMACのデータは確認できなかったが、1月のストライキがあってから今年下半期受注が減少したことに疑いはないと述べた。

「減少はしていますが、私たちの主張はその受注の減少が最低賃金の議論に関連しているというのではなく、1月の事件以後、非常に多くの問題が未解決のままになっていることに対するバイヤーの不満の高まりに関連しているということです。」未調査のままのストライキで起きたデモ隊の死や進行中の組合指導者に対する告訴について言及しながら彼は言った。

「繊維産業において昨年の規模で労働不安がまた起これば本当に衝撃が大きいですが、それは賃金需要の経済問題とは何の関係もありません。」と彼は言い足した。

 

 



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最終更新:2014年09月23日

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