インドシナニュース

ベトナム:Vinatex、IPOに向け準備

ベトナム繊維公団(Vinatex)は依然として、新規株式公開(IPO)成功に向け、周囲のプレッシャーを受けている状態だ。

上場申請が承認され、Vinatexは今月22日、ホーチミン証券取引所へIPOを果たす見通しとなった。売り出し株数は保有株式5億株のうち約1億2200万株で、額面価格1万ドン(0.47米ドル)で公開入札を行う。

ベトナムでは近年、国有企業によるIPOが相次いでいるが、これらの企業では公開株が大量に売れ残ったままだ。

VinatexによるIPOの実施後、国は、資本金5兆ドン(2億3470万米ドル)のうち51%を保有する。さらに0.6%にあたる約300万株を従業員の持ち株とし、24%にあたる1億2000万株は戦略的パートナーが保有する。

公開当初の株価は1株あたり1万1000ドン(0.49米ドル)で、IPOにより総額約1兆2200億ドン(5800万米ドル)が調達されるとみられている。

「昨日の会議で、わが社の戦略的パートナーに対しVinatexへの投資の機会について説明したが、最終合意には至らなかった」とVinatex副社長 Le Tien Truong氏は話す。

一方、Vinatex社長Tran Quang Nghi氏によれば、3年後には上場を目指す考えだ。

だが例えば、環太平洋経済連携協定(TPP)の早期妥結など有利な条件が整えば、こうした上場は、より早い段階、場合によっては1、2年のうちに実施される可能性もある。

証券部門における行政処分を定めた「法令第108号(2013年11月発効)」によれば、IPOを実施した企業は、その後1年以内に上場しなければならないという決まりがあり、1年を超えた場合には、最大1億5000万ドン(7140米ドル)の罰金が科される。

だが一方で、IPOを実施した企業や、上場資格要件を満たしていない企業にとって有利な条件を生む策として、国家証券委員会は先週、未上場株式登録システム(UpCoM)市場への登録を認める草案を公表した。

Vinatexは、輸出売上高において、2015年までに36億ドル、さらに2020年までには50億ドルにまで達するものと予測されている。

今月25日には、ベトナム植物油工業総公社(Vocarimex)社もまた、IPOを実施する予定だ。

同社の計画によれば、資本金31.1%にあたる約3790万株を売り出し株数とし、1株あたり1万1300ドン(0.49米ドル)で公開入札を行う。

これにより、国は資本金の36%、戦略的パートナーについては32%相当の3900万株を保有することとなっている。

 



無料レポート提供中!
~~ ミラン・コンサルタント ~~
ベトナムでのアパレル生産は
中国での生産とどこが違うのか?



ベトナム ジャンル:
最終更新:2014年07月09日

このページのトップへ戻る